菅野芳秀のブログ

▼春ですねぇ

3月ですねぇ。春です。
とは言いましても、我が家のまわりはまだ雪だらけ。
山も田畑も雪でおおわれています。
それでも春なんですねぇ。春なんですよ。

どんなところで春を感じるかといえば、まずは陽射しの変化です。朝、窓をあければ、冬にはない暖かな陽射しがさしこんできます。布団でも干そうか。そんな気持ちにさせてくれます。やっぱり布団乾燥機とは違いますね。気持ちよさが段違いです。

次は小鳥たちの鳴き声。朝は彼らのさえずりで目覚めるようになりました。冬の間は聞こえません。雪が音を吸収してしまうのか、そもそも小鳥たちが鳴かないのか・・・。そこのところはよくわかりませんが。

三つめは、後ろにそびえる朝日連峰に雪崩のあとが目立つようになることです。「青い山脈」でしたか、ありましたね。「若く明るい歌声に、雪崩は消える花も咲く・・」落ちるべきものが一通り落ちてしまえばもう雪崩はありません。雪崩のあとは春を感じる風景の一つです。

そして・・・確定申告が終わること。終わって春なんですよ。春の到来は感じとるもの。終わらなければ春は春ではありませんぞ。
でね、終わったんですよ、ようやく。いま出してきました。だから春をめいっぱい感じています。きつかったからねぇ。知人からは「まだおわらないのかよ!早くブログ更新しろよ」ってせっつかれたいました。まるでお前はバカかといわんばかり。せつない日々をすごしていましたよ。

 雪がとければ一斉に田畑の作業が始まります。どんな農家も一緒のスタート。「ヨーイドン」です。仕事の早い農家も、遅い農家もいったん雪で「ふりだし」に戻り、春、また一緒にスタートできるのです。もし雪がなかったならば・・・我が家の場合、10年もすれば一周は遅れるだろうな。 

 田んぼが乾けばすぐに堆肥散布です。我が家では醗酵ケイフンとレインボープラン堆肥の二種類の堆肥を撒きます。健康な人生は健康な作物から、健康な作物は健康な土から。健康な土こそ私たちのいのちの根本だと思うからです。土はいのちのみなもと。こだわりますよ、土に。

 昨年は腰を壊しました。今年はかばいながらやっていきます。息子と一緒ですから大丈夫でしょう。あの田んぼにはこのぐらいの堆肥を。こっちの田んぼには・・・構想はふくらみます。

 さぁ、春だ。


2009.03.09:kakinotane
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