菅野芳秀のブログ
▼キツネ再来
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暮の30日、友達に預けていたウサギが1匹いなくなったと聞いて、飛んで行きました。 その日はもう暗くて探せなかったため、翌日子供たちにも招集をかけ、さんざん探しましたが、見つかりませんでした。ここら辺では、狐もいたちもでるのです。住宅街でです。おそらく、ウサギは30日の晩にやられてしまったに違いないと思うと、不憫でした。狭い小屋で飼われているウサギが束の間自由になれば容赦なく自然のおきてに従わなくてはならないのです。何かの理由で街中に住むようになってしまったキツネ。生まれながらに人に飼われるだけのウサギ。 人間と自然との闘いの末に、今の快適な生活を築いている私たちが時折足を止めて何かを考えさせられる・・・・・そんな気がします。 キツネは泣いているみたいに見えますね。キツネはただ本能に従って生きているだけでしょう。だから罪がないかと言えば、そうはいえない。 菅野さんが言うように、山で暮らしてたら山の生活があったろう…ほんとにそう思います。自然と生活のせめぎ合う最前線で暮らしている菅野さんのところではそういう現実に向かい合う機会が格段に多いのです。
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