菅野芳秀のブログ

▼皆さん、お忙しいのでしょうか?

 菅野さんは、一年中お忙しいのでしょうけどね。 でも、みなさんもお忙しいのですか?

 コメント欄に、同じ名前が並ぶのはマズイかな??って、思いながらなんですけど、ちょっと・・・いやいやようけ、私にしたら不思議なことがありましたので・・・書かしてくださいな!

 今日、我家はコシヒカリの稲刈りが何とか終わりました。予定では、昨日一日で終わる予定だったのですが・・・・。

 なぜ、遅れたのでしょうか?
答・・誰かが田んぼ(3反・30アール)に水を入れてくれたんです。近所の親切なおじさんから、3日の朝早くに「あんたんとこの田んぼに、水がどんどん入っていたけど水門を閉めてなかったので、どんどん水が出よったきん水門を閉めたきんな」て、電話がありました。息子はすぐに、田んぼ(我家から1km位離れた所にある)に、行きました。

 「みんな親切にしてくれるね」って、帰ってきた息子に言ったとき、「うん、あのおじさんにお礼に行かなイカンわな」と言いながら、ちょっと元気が無かったように感じました。その時は、ただそれだけだったのですが、元気が無かった訳が昨日わかりました。ジュルジュルで、田んぼに機械が入れない。もちろん稲刈りも出来ない。{この田んぼは大きくって、すぐには水が抜けないので、3週間前から水を抜いて乾かしていたんですって}  
 私、管野さんちのニワトリの籠を思い出しました。でもそれは管野さんの優しさに頼って、縋ってなんですよね。・・ここまで考えて、息子に「あんた、誰かに恨まれとんとちがうんな? それとも、嫉まれているとか?」・・・「この田んぼについている、蛇口を一杯ひねって水を出しているんだから、誰かがしないと勝手には入らんのよな。それも素手では駄目、工具を持っていくか、蛇口に付ける取っ手を持っていかないと出来んのよな。そうやろ・・・不思議なこともあるもんやな?」
息子「うん、不思議やな? でも、今日、水が溜まっとったとこもあったけど、何とか終わったからよかった・よかったやな!」
「本当は、もう稲刈りする日が無いかも?って、思っとったんや!」→この言葉、{カチン!諦めが早過ぎるやろ!・・あんたまだまだ本物の百姓には成れないね}って思ったけど、ちっとも手伝えなかった私なので飲み込みました。

 私、この暑さに、昨日も今日も家から外に出られないでした。 ションボリです。

 世の中、生きていると想定外のこともあり、ビックリしたり、困ったりしながら、何とかその場を切り抜けていくんですよね。

●2009.09.06
●山さくら
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