菅野芳秀のブログ
▼ありがたくて
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キツネは、童話でも間抜けな狸とは違ってずるがしこい悪役を課すれていますが、そのわけがわかるような気がします。それにしても……。つらい選択ですね。 昨日、山の畑へ行って、草刈に1時間かかりました。 友達の農地を借りているのですが、私たちが借りているのはほんの100平方メートルばかりで、大部分は本物の農家の人が今年はトウモロコシ(飼料用)を植えています。 除草剤を私たちのところへまかないように言っておいたからね。 と言われていたのですが、撒いたところと撒いていないところが歴然でした。 境い目のあたりは雑草が60cmの高さまで育ってしまっていて、それを私が全部手作業で刈ったんです。農家の人は、本意ではないでしょうに、除草剤を加減しているのでしょう。 それだけでも悪いと思うのだから、私たちが刈らなくちゃ、と、思ったからなんですけど。 途中から腕が痛くなり、曲がり角のところでは、トウモロコシを覆わんばかりに雑草が育っていました。 それを刈りながら、除草剤はやめてね、でも、雑草は困る、では・・・筋が通らない。それにしても、見渡す限りの畑の草刈を手でやるのはどう考えても無理。 しょうがないことってあるんだなあ。 などと思いつつ、見渡す限り誰もいない畑で一人草刈りをしました。時間は午後九時前。9時半が今日没ですんで。 パンに毒を盛るのも、除草剤をまくのと同じですね。命を手に掛けるんですからね。 自然と暮らすっていうのは、簡単じゃありませんね。
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