菅野芳秀のブログ

▼山さくらさん、伝統的食文化!

山さくらさんへ。

写真に写っている竹の皮に包まれたものは、写真を拡大してみますと、「あくまき」と思われます。あくまきは、薩摩に伝わる食文化で、戦国時代では兵糧食であったといわれています。粽などと同じくもち米を蒸して作ったものです。これを糸(包丁ではなく)で切って、黒糖やきな粉をまぶして食べると郷土(地域)を思わせる美味がします。


粉末黒糖は奄美大島の大和村のものでしょうか。奄美大島や沖縄の黒糖は糖度が高く、種子島や鹿児島県本土のものに比べてかなり良質です。

私は固形の黒糖を食べることは多いのですが、粉末にしたものを食べたことはありません。粉末黒糖は県外向けなのでしょうか。

なお、きな粉は全国版ではないでしょうか。

すみません。急にあくまきを食べたくなりました。今日は、あくまきを買って家に帰り食べようかな。


●2009.05.15
●種子原人
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