菅野芳秀のブログ
▼自力解放
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先輩、またコメント欄をお借りします。そして、山さくらさんの質問に答えたいと思います。 沖ヶ浜田黒糖生産者組合は、8戸の農家(正組合員)でもって構成されています。他に、準組合員が数戸あるとのことです。 種子島には、住友系の製糖工場=新光糖業(株)があり、種子島の砂糖農家は99%がここに出荷します。唯一、集落で伝統的製糖方法で作っているのが、この集落のみです。 石灰を入れるなど、手間のかかる作業ですが、2時間足らずでできあがります。作業・手順については、いずれお話しさせてください。 みなさんが、食べている「黒糖」は、新光糖業などでの機械で作るものではないでしょうか。伝統的製糖は量産出来ず、ある意味では貴重かもしれません。しかし、この手作り黒糖は、評判がなかなか良いようです。 農家の主婦も、圧搾機に黍を咬ませる役割を引き受けるなど、頼もしい限りです。圧搾機に黍を咬ませ絞っている写真を送ります。今期は20回ほど行うとのことです。写りが悪く隠れていますが、婦人の右手には圧搾機があります。
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