菅野芳秀のブログ
▼雪がくるまえに
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雪囲いの丸太ね、私が子どもの頃、これを使ってハデ(我が家ではこう言っていましたが、稲架(ハザ)かな?)を作って、稲を刈った後これに吊り下げて乾していました。田んぼに行くと、大人たちが農作業している間、ハデにブランコを作ってくれて七つ下の妹の子守りをしながら一緒に遊んでいました。手伝いもしていましたけどね。懐かしいですね。・・私が先に、ここに嫁に来て家を出たので、妹が実家に居ます。今では「どっちが姉さんかわからんな?」って言われます。・・・私が天然で、しっかりしてないからなんですよ。 それと、左奥にある大きな松(赤松?)、落ち葉、大きな池、石に生えている苔・・まるで、私が子どもの頃の山その物ですね。讃岐の庭には、この松は、殆んど見られません。黒松や五葉松が多いです。子どもの頃山に行くと、この赤松の下にはマッタケ(松茸)が沢山頭を出していました。あんまり一杯採れていたので、マッタケご飯にマッタケのお汁、天ぷらや煮物等々ね。鍋にした時など私は、マッタケを除けてお肉を取っていましたね。山に行くと、その他のキノコも一杯採れて、子どもでもすぐにタナ籠(竹で編んだ籠)に一杯になっていましたよ。莚に乾していつでも食べられる保存食にしていました。・・今、山に行っても、どれが食べられるキノコで、どれが毒キノコか、私には、もう解かりません。情けないですね。 冬になると、コキワ(下に落ちている松葉)を集めて、背中にランドセルみたいに背負って帰って来ていましたよ。まるで、二宮金次郎の世界ですかね。お風呂を沸かす時、コキワを使って薪に火を付けるんですよね。年寄りにしか解からない事ですかね。・・・さらに寒くなる1月2月には、山のオロ(落ち葉が積み重なって腐った部分)を集めて家に持って帰って、カド(広庭)に、苗床を作っていました。そこで、春先にタバコの苗を育てていましたよ。 菅野さんの庭を見て、まず、雪囲いの凄さに感嘆!・・さらに懐かしい思い出に浸っています・・。 写真って凄いですね。・・・いやいや、菅野さん所の庭が、自然をそのまま残していてステキだからかな?・・・ねっ!
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