菅野芳秀のブログ

▼こういう話は、私には難し過ぎですけど・・・考えてみますね。

6年前→「今、専業農家? 余程巧く考えて経営しないと、やって行けないでしょう。生活できないでしょう」→「うちの連添いは、農業が好き、牛が好きですから」って、澄ましていたけど・・・・複雑。
何か、変わり者(変人)のように思われているなって感じてました。でも、私は、そういう生き方が好きだったので、自分の正しいと思った事(好きな事)に、一生懸命に取り組んでいる生き方を素晴らしいと思っていました。

我が子にも、「最終決断の時には、損か得かでは無く、善か悪かで考えて決めるんだよ」「人の嫌がるエライ仕事や、汚い仕事は進んでするんだよ」って、よく話していました。自分の仕事の手伝いを我が子や私に、しなさいと、言った事はありません。でも、やりたいと言った時には、何でも(失敗しても)やらせてくれました。おかげで、私は田植えと、稲刈りが出来るんですけどね。ルンルンってね。

この10月から、我が家の隣の息子さん(36歳)も、専業農家の後継ぎになりました。10数年勤めていた会社を辞めたとの事です。近所の小母さんたちは「何で、辞めたんやんなぁ〜」「会社に行っきょった方が、ええと思うんやけどなぁ〜」「田んぼ、せないかんきんって言よるわ」「ふ〜ん?」って、世間話しています。

私は、人それぞれ価値観が違うのだから、自分のやりたい事に、思いっきり挑戦したらいいと思います。ただ、仙人ではないので、収入も人並みに有り、家族が笑顔で生活でき、自分の仕事が好きで、人の役に立っていると感じられるのであればですけどね。これは、厳しいですかね。
 
なんやかんや言っても、私は農業が大好きです。自分が全て出来ない分、農業や自然を守ろうとしている人たちを尊敬しています。そして、自然を相手に、半年先、いや1年先を見越して計画して、実践して、汗を流して、収穫の喜びを味わえるって、最高の喜び、最高の生き方なんじゃないですか。と、いつも思っています。やり方を考えて、頭と身体を使ってですね。

10月17日に「帰農」を、読んで{これは私には、難し過ぎて、浅はかな思いは書けないね}って思っていました。なのに、書いてしまって、ちょっと、いや、ようけ不安になっています。気分を害したら、いっぱい反論してください。もっともっといっぱい勉強したいと思っていますので。

質問で〜す → 稲刈り終わっての農繁期って、何をしているんですか? うちは、刈り取ったらすぐ、JAのカントリーに運んで、その日で終わりになりますよ。 後は、機械の片付けぐらいかな?

●2008.10.22
●山さくら
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