菅野芳秀のブログ

▼たんたん人の幅?

山さくらさん。私たちの上の世代は丁寧に生きてきたのですね。継ぎをあてるのも、今はあまり見られなくなってしまいました。私は、自分でする技もなく、伯母の気持ちだけを引き出しに長く置きっぱなしにしていたと、やっと、とりかかります。
 その事を義母も喜んでくれていて、一緒に押入れをのぞいたりできるようになりました。いろろ教えてもらえる事を今更ながら、感じます。喜びが集まる。その通りですね。
反物と、農地の広さの表現が同じなのは、そこに人間の身体を使った技術であらわそうとしてあるのですね。経済とは人に優しくあるものだったのだと理解していたのでしょう。農婦は豊かです。

●2008.10.15
●文庫 番
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