菅野芳秀のブログ
▼新米のご紹介
名前
件名
本文
土は生きていて温かいけどね、コンクリートは冷たいですよね。 田んぼの畦も土だと、今、彼岸花が一斉に咲き出し生き生きしています。コンクリートの畦は、サッパリしていて、整然としているけど四季の命が無いです。小川の土手が土だと、春にはどじょうが顔を出し、メダカの学校が出来、蛙の大合唱が聞かれ、夏にはホタルが舞い飛び、秋には秋アカネの群れが舞うでしょ。最近、秋田県に秋アカネが居なくなったんですってね(絶滅状態だとか?)。農薬も影響してると思うけど、私はコンクリートの畦が悪者だと思います。でも、ただ、自然のままが良いと口で言うのは簡単なんですが、我が家も労働力不足で、化学(悪者)の助けを借りています。今年は、借り方が足りなくて、一反半(田んぼ一枚→9月末刈取り予定)の稲を全部処分しました。草ばっかりでお米が見えない。菅野さんに言わせれば、人格を疑われる出来事なんでしょうね。管理していた息子が一番辛いだろうと思い、「良い勉強させてもらったね」・「うん、来年は考えがあるんや!」と言っています。大好きだった父さんみたいな百姓には、まだまだなれませんね。
編集用パスワード(半角英数字4文字)
コメント削除
削除する場合はチェックして下さい
→
記事ページへ
⇒
HOME
(C)kakinotane
powered by
samidare