菅野芳秀のブログ

▼私のお友達の感想をお伝えしますね。

ドイツの私は聞けませんでしたので、お友達に頼んで教えてもらいました。まあ、菅野さん、大変。もう来月は来なくていいといわれちゃうかしら?と心配しています。
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菅野さんの放送、聞かせていただきました。
山形ということで、東北弁のおじさんのイメージを勝手に作っていましたが、
予想外に、大変渋い声とインテレクチャルな話しぶりで感心いたしました。
ただしおそらく今回に限ってだと思うのですが、
話の内容が大変「くだけた」内容で、アンカーの女性アナウンサーの方も、ドン引き状態で困惑している様子だったので思わず笑ってしまいました。
というのは、私もよく、受けを狙って、ちょっと下ネタがかったきわどい話をウンチクある話にしようとする癖があり、ドン引き状態になってしまうことがあるのですが、今回の菅野さんのお話も、ちょっぴりそれかなと・・・。

で、その内容というのは「立ちション」だったのです。
菅野さんはまず、枕の部分で当たり障りのない最近の天気の話などを済ますと、いきなり、「私は農作業の時に尿意をもようすと、田んぼの隅で立ちションします。で、今日は立ちションの話をします。」という展開となりました。
アナウンサーはすでに、この時点で「えっ、立ちション!!??、とんでもない」というムードがありあり。

しかし菅野さんめげずに、自分の息子や最近の農作業を手伝いに来る若いもんは立ちションもできずにわざわざ、家の便所に車を使って用を足しに行くけしからん。

この広々とした秋空の下、おおらかに立ちションベンぐらいできんでどうする!!と主張するのですが、ここでますますアナウンサーが引く。
さらに追い打ちをかけるように、昔は男だけでなく、女も立小便をしていた、
私のおばあちゃんや、おかあちゃん、おばさんもおしりを丸出しにしてよく立ちションをしていたものです。
(アナウンサーに向かって)あなた、野山で立ち小便をしたことがありませんか?
えっ?ない??信じられん、あーこうして、縄文時代以来のおおらかな日本の農村社会の伝統的な風習はすたれてゆくんですね、まことに嘆かわしいことです、ということになり、アナウンサーさん、決定的ドン引き状態。
なんとなく、スタジオ内にも不穏な空気が流れているような印象で、早くこのインタビューを打ち切ろうとしている気配。

しかしなんとか、ちょうど予定時間となり、
今日のお話はちょっと砕けていましたけどとても楽しかったですね、ということで菅野さんのインタビューが終わりました。

これは、ある意味で大変意表をついた内容で、私もちょっと、おおお、おおおお、とちょっぴり興奮してしまいました。

おそらく口やかましいリスナーから、お叱りの電話が3、4本かかるのではないかと思えるほどの、NHKらしからぬ痛快な内容でした。



●2008.09.17
●久美子
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