菅野芳秀のブログ
▼よいことが循環するといいのですけどね!
私の事で、赤とんぼさんをウルウルさせてごめんなさいね。
連添いが亡くなっても、辛がる暇、悲しむ暇はありませんでした。
私には、いつも笑顔で話し掛けてくれています。今もです。連添いは亡くなる前の日に「僕はいつ死んでも、楽しかった、幸せだったと思って死ねるよ。大好きな事を力一杯しているからな」って、言ったんです。それは、もちろん大好きな牛のお世話をしながら元気にネ。だから、あの世に行って一番ビックリしているのは本人だと思いますよ。私は、その言葉があったから、頑張れているんだと思います。思った事を恥ずかしがらずに素直に言葉にする人でした。職業に上下はないけど、物を作り出す仕事、生産する仕事が一番大切なんだと思っていた人でした。その中でも、農業は、自然を相手に一粒の種から多くの食べ物を作り出す最高の仕事だと話していました。母は命を産み、農業が命を育てるってね。ショッテラ!ですかね?
私も、自分の好きな仕事をしていました。我が家の田んぼがどこに在るのかも知らない位、忙しくね。そして、昨年3月31日に仕事を辞めた春、いつも見ていた山に桜が一杯咲いて、山が笑っていたんです。山は、松の木だったはずなのに、いつの間にこんなに桜が増えていたのだろうって思いました。それ位、余裕の無い生活をしていたのでしょうね。今から、よい事が循環するかもって思うだけで、意欲と勇気がわいてきました。赤とんぼさん、ありがとうございました。
●2008.09.12
●yamasakura
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