菅野芳秀のブログ
▼稲刈りは全部終わりました!
ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。
そして、ありがとうございました。
10月31日に、糯米の刈取りが無事にできました。
もう、30Kgの紙袋に入って我が家に届いていますので、
今年の暮れには、我が家の糯米で餅搗きができます。
そういうことは、私の思いの中では当たり前のことなのですが・・・。
私は子どもの頃から、糯米や、お米や、野菜を買うっていう裕福な家には育たなかったので、なんでも家にある物を料理して食べていました。
でも、魚や、お肉をさばいてということは、私には出来ません。
生きる力が育てられてなかったのかもわからないです。
今、私の子どもたちの年代は、スーパーに行けば何でもあると思っています。
お米だって、糯米だって、無かったら、誰かに分けてもらえばいいやって、すぐに言います。
お金さえ出せば、なんでも、手に入ると思っています。
だからお金が大事なのかもわかりません。
「そうじゃないんやで、今年は糯米がとれなければ、母さんは、お正月の餅つきをしないで我慢します。 そして、1年かけて来年のお正月の糯米を育てるんやで!」って、きつい事を言いました。
でも、我が子たちは、それをきつい言葉やと、感じないんです。
「お餅つきをしないんだったら、出来上ったお餅を買って来るんやな」って言います。
そういう人間を育てたのも、私だからって思うことにしていますが、腹立ちまくっています。
今に、日本中から稲が消えて、お米があり余る時が来るかもしれないから・・・・、来てほしくないけど・・・・、TPP参加を撤回しないとね。
・・・「あんたは、まだそんなことを言よんかい?」って、人には言われます。
〔写真〕
10月31日今年最後の稲刈りです。
両横(東と北側)の田んぼは、水をいっぱい溜めています。
まだまだ、刈り取りをしないからです。
南隣りの田んぼは、ひこばえにお米が実っているんですよ。
それ位、品種によっては刈取りの時期が違います。
なので植える時期も異なります。
我が家は、8月末にコシヒカリを収穫します。
10月初めから中頃までに、ヒノヒカリと糯米を収穫します。
というのが、例年なのですが、今年は台風とか雨にやられて、
10月31日になってしまったんです。
でも、なんとか収穫ができて良かったです。
等級は悪いと思いますがショウガナイですよね。
火山噴火の降灰に苦しめられている所もある。
冬の間、雪に埋め尽くされる所もある。
でも、どこも、その所で、その時の成り行きと悪戦苦闘したり、
共に楽しんだり、・・・・どこも、住めば都なんでしょうね。
うちも、悪天候位では、泣き言は言わないようにします!
※ 話は変わりますが、
今回で2回目の、瀬戸内国際芸術祭2013が、昨日で終わりました。
また、3年後にあると思いますので、3年後私が元気だったら、
遊びに来てください。 私に、わかる所はご案内します。
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●2013.11.05
●山 さくら
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