菅野芳秀のブログ
▼久し振りにパソコン開きました!
『眼差し』も、『絆』も、
私の心には、まず『温かいまなざし』『深い絆』が浮かんできます。
でも、その言葉一つにしても、いろんな思いがあるんやな〜って思いました。
一つの言葉を聞いて、みんなが同じ思いになっていると思ったらイカンのやなぁ〜って、今はじめて知りました。
そう言えば、日の丸だって、君が代の歌だって、いろいろ言われていますからね。
1月28日の夕方、義父が救急車で病院へ行きました。
チアノーゼ・肺が水浸し・心臓が大きくなっている・足は腫れている・・・。
「歳が歳やきんな〜、いつ何があってもおかしくない状態です」って言われたんですけどね。
翌日の朝から、病院の食事は全部食べていました。
義父は、自分で歩きます、トイレに行きたくなったら自分で点滴を抜いて行こうとします、入院していることを理解しません、
朝が来たら、食事の後、新聞を読んで、「今日は、ええ天気やな、牛に餌やってくるわな」
と言って、自分で布団を畳んで、着替えて出て行こうとします。
やっかいな、認知症がありますので、
病院からは、「付き添ってください」って言われます。
だから、一昨日まで、私は24時間付きっ切りでした。
自分で歩いて移動できない患者さんがほとんどなので、24時間付き添っているのは、うちの義父だけでした。
いっぱいお金のある人は、家政婦さんにでもお願いするのでしょうが、我が家はそうはいきません。
私は、自分の予定をすべて断わって、付き添います。
家族の中に、こういう付添いのできる人がいない場合は、どうなるんでしょうかね?
自分の仕事を止めて、付き添うことのできない家庭もあるでしょう・・・・?って、
私だってもう20年もすれば認知症になるかも〜?って、不安になりました。
家族が看て当たり前の社会って、家族(特に嫁)には、滅茶苦茶ストレスが溜まるし、先の見通しがたたない不安な世の中やなって思います。
我が家の義父は1年に2〜3回は入院しています。
今から年齢(今95歳、今年は年男)と、共にその回数も多くなるでしょう。
家には、90歳の義母も居ますから、その間ショートステイに入れるように、ケアマネさんもいろいろ援助してくれています。
だから、やっぱり感謝せなイカンのでしょうかね。
明るい笑顔と、楽しい心は、自分で日々努力して掴み取る物なんやわな〜?
やっぱり、私の愚痴になってしまいましたゴメンナサイ!
●2013.02.08
●山 さくら」
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