菅野芳秀のブログ
▼お米が減収か
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実りの写真を見る限りでは、立派に育っているけど、本数が少ないのですか? 肥しの効く時期と、自然の環境の巡り合わせなんやな〜! 肥しが効き過ぎて、転んだ方がもっと大変やと私は思います。 我が家は、多かったか少なかったか、今からちょっと見てみます。 昨年と一昨年の伝票を出して見比べやな〜。 〜〜〜〜〜 話しは変わりますが 〜〜〜〜〜 昨年、私の大好きな瀬戸の小島に若い男女が町からやってきました。 島で、農業をやりたいと・・・・! そんな無茶苦茶な事・・・・・! 島のためにも、島の人々のためにも、そりゃあ、私の夢だけど・・・・・。 夢と理想だけではね・・・・。 どうやって生活するのよ。 島には生活のために働く場所も無いんです。 さらに島には、10年位前から学校も無くなり、平均年齢70歳以上です。 島の人口300人位かな・・・? 以前はきれいだった畑も山も田んぼも、荒れ放題になっていました。・・・・なので、(無料で使える)土地はあったんです。 今、2人は夫婦になり、田畑を使えるように整備しています。 野山を開墾している状態です。 私は、まず最初の取り組みは、島の方々の理解を得る(島のお爺さんやお婆さんと仲良くなる)ことやと思うのですが・・・。 無農薬、自然農法では収穫が少ないって、当たり前のことかもしれませんが、若い二人が挫けてしまわないように心配は尽きません。 F1の種は使いたくない、昔からある野菜を育てていきたいって、ほんまに私にすれば、夢のまた夢のような話なんです。 今回の菅野さんの記事に接して、さらに心配になりました。 まずは、島の人たちに受け入れていただいて、若い夫婦二人が生活できる、収入源を・・・・。 子どもが生まれたらどうするのよ? ・・・・1人の学校って可能なのかな? こういう人たちを守って、育ててくれる何か(制度的な物)を勉強して探らなければね。 今までに農業の足場のある場所で、周り(地域)の人々や、家族の温かい協力などに守ってもらっての農業でも、今は大変な時代ですからね。 この事は、この春から、私の心を占領しはじめていることです。 自然と共にとか、身体に良い食べ物をと、口で言うのは簡単な事ですが、実践するのは、いくら夢と理想があっても現実的な事じゃないですよね。・・・・私は口で言っても、取り掛かることはできません。 (厳しさと苦しさを体験していますからね) 昨日、後輩(54歳)が、 「ヤギを飼いたいから、どこかに居たら譲ってもらえるようにお願いしとってな〜」って私に言いました。 「あのな、自分の仕事(学校の先生)をしながら、口を持った物を飼うなんて大変な事なんやで」 「貴女が仕事を辞めてから、したらどうですか? 5年間準備期間にしませんか?」 以前の菅野さんからの奨めをフッと思い出して・・・・、 「ヤギじゃなくて、鶏とかチャボにしたらどうなの? 餌も残飯とか野菜で、カド(広庭)に、放し飼いがええで」 「糞は、シャエンバの肥しになるんやで、滅茶苦茶ええんやって!」 「それなら、私も協力するで、ほんで、ようけ玉子を産むようになったら食べるのも協力するよ〜。 まず、ニワトリの小屋を作ってからやで〜」 ※ ここで大先輩からの横槍が入る。 「あのな、今、玉子は安いから、わざわざ鶏を飼わんでも、玉子を買った方がええで」 「ほんでな、ヤギは、オスとメスのアイノコがおるきんな、乳を搾るんやったらメスを確かめてもらってからでないとイカンで」との事でした。 ※ 「ふうん、ヤギにもオカマが居るんやな〜」 「オスでもない、メスでもないヤギってどうするのかな?」 「乳も出んし、種付けもできんのやな〜。 ヤギの肉って食べられるんかな〜?」 って事で、昨日の話は終わりになりました。 写真 〔讃岐は、彼岸花咲き始めました〕
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