菅野芳秀のブログ

▼うーん、それぞれの春、

お手伝いに飛んで行きたいような気持ちにさせられました。
去年と比べたら、天地がまさにひっくり返ったようなそれぞれの春が来ていますね。

去年は私も、種モミの芽出しを温度計を片手に固唾をのんで見守っていました。
居間の窓辺には野菜の苗を育てるプラスティックのお皿が並び、霧吹きで水を掛け、夜は気温を下げるために玄関先へ運ぶなど、野菜作りに専心していました。

今年は種々の事情で、野菜作りは直播だけと決め、今は、新しい仕事に取り組む傍ら、日本への支援の輪を広げる活動に一日の半分を割いています。慣れない仕事に慣れないボランティアの仕事が重なって、全然気持ちに余裕がなくなります。

今日ドイツはイースターの休日で、「仕事はしない」と決めて自分のことだけをしています。3月半ばから、ずっとこんな日がなかったので、菅野さんのところへも書き込みができませんでした。

ここ1カ月ほど、素晴らしい晴天が続き、初夏のような陽気。雑草が畑を素晴らしい花畑に変えています。被災地が冬の天候だと聞くたび、取り替えてあげたいと毎日思って暮らしています。

ドイツからなにをしたらいいのか ? もう一度、原点から考え直そうと思っていた矢先、親戚から福島民報が送られてきました。記事の一つ一つに胸を打たれました。

これからの日本をどうしていくのか?もっといろいろなことを話し合える仲間がここにいたらと、思えてなりません。

●画像 ( )
●2011.04.22
●くみ
編集


コメントを書く
記事へ
HOME

(C)kakinotane

powered by samidare