菅野芳秀のブログ
▼それぞれの春 2
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お手伝いに飛んで行きたいような気持ちにさせられました。 去年と比べたら、天地がまさにひっくり返ったようなそれぞれの春が来ていますね。 去年は私も、種モミの芽出しを温度計を片手に固唾をのんで見守っていました。 居間の窓辺には野菜の苗を育てるプラスティックのお皿が並び、霧吹きで水を掛け、夜は気温を下げるために玄関先へ運ぶなど、野菜作りに専心していました。 今年は種々の事情で、野菜作りは直播だけと決め、今は、新しい仕事に取り組む傍ら、日本への支援の輪を広げる活動に一日の半分を割いています。慣れない仕事に慣れないボランティアの仕事が重なって、全然気持ちに余裕がなくなります。 今日ドイツはイースターの休日で、「仕事はしない」と決めて自分のことだけをしています。3月半ばから、ずっとこんな日がなかったので、菅野さんのところへも書き込みができませんでした。 ここ1カ月ほど、素晴らしい晴天が続き、初夏のような陽気。雑草が畑を素晴らしい花畑に変えています。被災地が冬の天候だと聞くたび、取り替えてあげたいと毎日思って暮らしています。 ドイツからなにをしたらいいのか ? もう一度、原点から考え直そうと思っていた矢先、親戚から福島民報が送られてきました。記事の一つ一つに胸を打たれました。 これからの日本をどうしていくのか?もっといろいろなことを話し合える仲間がここにいたらと、思えてなりません。
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