菅野芳秀のブログ
▼原発がどんなものか知ってほしい ・・建設現場からの声
名前
件名
本文
人間にも、動物にも、植物にも、空気にも、水にも、空にも、海にも、思いやりを持って接する人間はいっぱい居るんですよ! でも、今の自分の生活さえ良かったらいい人も、居るんですよ。 数は少ないと思いますけど、その少数派の人たちが、お金持ちで、権力も持っていて、お金や、話術で、多くの人々が丸め込まれているんですよね。 真に正しいと思う事を言うと、時代遅れだとか、あなたは電気の無い生活でもいいのかと、追求してくるんですよ。 それ以上に悲しい事は、そんな話には見向きもしない人が、私の周りにはたくさんいます。 その人たちは、 「福島原発は、今回の地震が狂暴だったからたまたま事故になっただけで、四国の伊方原発は、本当に心配ないんですよ。安全で安心なんですよ」って言います。 私が、「そのたまたまの地震になったら伊方原発も壊れるよ」って言うと、 その人たちは「瀬戸内海は、あんなに大きな津波はこない、南海地震は、マグニチュード7位って予想されているから大丈夫」って、言います。 結局、今の自分たちが暮らしている所だけ安全で、今が快適であれば、それでいい、それよりも先の未来の地球の環境なんか、そんな先のことは考える余裕もないよって、私には思えてしまいます。 今回の原発事故だって、私は思いました。 「これだけの犠牲を払わなければ、日本のエネルギー政策の見直しが出来なかったのですか!」 「今までの外国の悲惨な原発事故からだって、学ぶべきことはたくさんあったでしょう!」 ってね。 我家(私)だって、電気の無い生活では、家族が生きていけないだろうなって、今は思います。 それでも、放射能に汚染されると、私や家族だけではないんです。未来に生きる人の命や、自然まで脅かされるんですよ。 だから、覚悟して、電気の少ない状態になればなったで、その時こそ主婦の知恵を働かせないかんのですよね。 「山さくらよ、頭は生きているうちに使いなさい!」って、私はよく言われました。 たぶん、私はいつもぼんやりしていたからなんやと思います。 誰に言われたのか覚えていないんですけど〜〜〜? 今回の余震はいつまでも続くし、余震と言っても大きな地震やし、放射能の事もあるし、ほんまに不安な日々を過ごされておられることと思います。心からお見舞い申し上げます。 自然災害は、心を強く持って、隣人と手を携えて、耐えて乗り切るしか、私には思いつかないです。 「頑張ってくださいと言われても、これ以上何を頑張れって言うのですか」って、言われそうですが・・・・・、 私の頭の中には、その言葉しか浮かんでこないんです。 なので、 「みんなが笑顔になれるまで、頑張ってください。いつも(寝ても覚めても)心の中で応援しています」 頭にくることや、腹が立つことは人災です。 選択の余地があるにもかかわらず、あえてラクで手っ取り早く効果が出る危険がいっぱいの方を選ぶ人間のやり方です。 腹が立つのを通り越して、悲しいです。 決断に迷った時は、 「損か得かで判断したらイカン。 善か悪かで判断するんだよ」 亡き夫が、わが子に話していた言葉です。
編集用パスワード(半角英数字4文字)
コメント削除
削除する場合はチェックして下さい
→
記事ページへ
⇒
HOME
(C)kakinotane
powered by
samidare