菅野芳秀のブログ
▼地域住民を馬鹿にするな!
先輩、こんにちは。
今、猪瀬東京都副知事に対して、腹立たしいやら情けないやら、といった気持です。
10年前に、鹿児島県川内市の九電原子力発電所を訪ねた時のことです。原発記念館の副館長か館長代理の話ですが、「この原発施設は過疎地にあります。そして、海に面しています。」ということで、また、太陽エネルギー等の開発については、「研究開発を進めているが、コストが高い。原発は3交代で僅か24人で稼働している。」ということでした。そして、「事故が起きた場合は、わが社ばかりでなく国も責任を持ちます」ということでした。なんとも地域住民らを馬鹿にした断じて許しがたい話です。このような輩は、過疎地域の住民の生命や漁民の生活など事故が起きても軽微であると考えているようです。
また、高校時代の同窓生からある日のこと、「お前たちは何でもかんでも反対する。反対するなら、電気を使うな!」と罵倒されました。今、このような連中を厳しく叱責したいと思っています。
更に腹立たしいことがあります。鹿児島県の伊藤知事は「川内原発の3号機増設について、国の指示を待っている。国の指示に従う。」ということです。まったくもって、地方行政の長として資格があるとは思えない発言です。
自分に被害が及ばなければ、他人の生命などどうでもいいと考えている人間も多いようです。そのような考えをする者は、政治の場に姿を現してはなりません。東京都副知事、鹿児島県知事のような人間は、行政に携わる資格はないといっても過言ではないでしょう。
人間は動物の中で、最も凶暴で悲しい動物かと思います。
●2011.04.08
●種子原人
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