菅野芳秀のブログ

▼もう我慢できない!

我慢ならぬニュースが、友人の小川みさ子(鹿児島市議)さんから入ってきました。

流言飛語ではないとのことです。政府・東電に怒りをぶつけるときです。全国の原発は即廃止せねばなりません。

菅野さん、山さくらさんをはじめ環境保全派の皆さんへ、友人からの記事を転送します。現在、やや私は冷静さを欠いております。申し訳ありません。


−以下、小川さんからのメール−

20代から30年以上、有機無農薬野菜の提携を重ねてきた消費者の私として
は、他人事ではありません。悔し涙と怒りです!こんな心が痛いことありません。

重すぎるニュース2つ目。暴利をむさぼってきた原発推進派、無責任に大丈夫
大丈夫を繰り返すのなら、推進した貴方が復旧作業をしなさい!と言いたい!
久しぶりに声を大に泣きました。被ばく覚悟で働かされて日当40万円!!

福島の野菜農家が自殺 摂取制限指示に「もうだめだ」2011年3月29日5時30分
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY201103280468.html

畑には自殺した男性が作ったキャベツが並んでいた=福島県須賀川市西堀写す

福島県須賀川市で24日朝、野菜農家の男性(64)が自宅の敷地内で首をつり

自ら命を絶った。福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜
について「摂取制限」の指示を出した翌日だった。震災の被害に落胆しながらも

育てたキャベツの出荷に意欲をみせていたという男性。遺族は「原発に殺された

と悔しさを募らせる。

自宅は地震で母屋や納屋が壊れた。ただ、畑の約7500株のキャベツは無事
で、試食も済ませ、収穫直前だった。遺族によると、男性は21日にホウレンソ

などの出荷停止措置がとられた後も「様子をみてキャベツは少しずつでも出荷し
ないと」と話し、納屋の修理などに取り組んでいた。

23日にキャベツの摂取制限指示が出ると、男性はむせるようなしぐさを繰り返
した。「福島の野菜はもうだめだ」。男性の次男(35)は、男性のそんなつぶ
やき
を覚えている。「今まで精魂込めて積み上げてきたものを失ったような気持ちに
なったのだろう」

男性は30年以上前から有機栽培にこだわり、自作の腐葉土などで土壌改良を
重ねてきた。キャベツは10年近くかけて種のまき方などを工夫し、この地域で
は育てられなかった高品質の種類の生産にも成功。農協でも人気が高く、地元
の小学校の給食に使うキャベツも一手に引き受けていた。「子どもたちが食べる
ものなのだから、気をつけて作らないと」。そう言って、安全な野菜づくりを誇

にしていたという。

遺書はなかったが、作業日誌は23日までつけてあった。長女(41)は「こん

状態がいつまで続くのか。これからどうなるのか。農家はみんな不安に思って
いる。もう父のような犠牲者を出さないでほしい」と訴える。(西堀岳路)

「日当40万円出すから」 原発作業員 確保に躍起 2011年3月29日 06時58分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032990065850.html

危機的な状況が続く福島第一原発。その復旧作業は放射能、時間との闘い
で、作業員の確保が急務となっている。東京電力の要請を受けた協力会社
は、各地にいる作業員たちを呼び寄せようと躍起になっている。中には法外
な高給を提示された作業員もいる。

「日当四十万円出すから来ないか」。福島県いわき市からさいたまスーパー
アリーナ(さいたま市中央区)に避難している作業員藤田竜太さん(27)の
携帯電話に、旧知の原発のメンテナンス業者から誘いが入った。

現場は福島第一原発。高給である以上、それだけ高い危険が待ち構えて
いることはすぐに分かった。電線の敷設作業をしている友人からは
「おれ、もう被ばくしているかも」と聞かされた。

長男はまだ三つと幼く、妻(26)には新しい命が宿った。ためらいなく断っ
た。藤田さんは、「五十代以上の人は高給につられて原発に戻っている
らしい。でも、おれはまだ若いし、放射能は怖い。もう原発の仕事はしたく
ない」と語った。

一方、協力会社の男性社員(41)は、勤務先から「人が足りないから戻っ
てくれないか」と第一原発での作業を要請され、四月以降に福島に戻る。

男性は計測器を使ってそこが作業できる場所かどうかを調べるのが主な
仕事。原発の現状からすると、まさにそこが最前線ともいえる。「特別な
報酬があるわけではないが、危険な作業が待っているだろう。断ったら、
恐らく会社にはいられない」と半ば強制だと受け止めている。

同県田村市の男性(58)によると、第一原発で働く知人の父に、「五十歳
以上の人で原子炉近くに入ってもらえる人を探している。手当は普通より
多く払うからお願いできないか」という電話がかかってきたという。

東京電力は現場の労務環境について、「放射線量が高いので、一人当
たりの作業時間に限りがあるため、人員の交代が頻繁に行われている」
と説明。また、「協力会社にお願いしながら人員を確保している。作業費
は協定に基づいて協力会社に支給しているが、個々の金額については
コメントできない」としている。 (社会部・堀祐太郎)

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(*^o^*)  ♪小川みさ子と仲間たち♪  無所属 草の根市民派
☆E-mail : ogawa-m@oregano.ocn.ne.jp
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●2011.03.29
●種子原人
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