菅野芳秀のブログ

▼ピープルズ・プラン研究所でも紹介してます

PP研からのお知らせ : 『TPP 何が問題?暮らしはどう変わる?』の活用を
http://tu-ta.at.webry.info/201103/article_5.html

ピープルズ・プラン研究所(PP研)のサイト
http://www.peoples-plan.org/jp/modules/news/article.php?storyid=266
に掲載されたものをぼくのブログにも掲載しました。ぼくのブログのほうでは最後に以下のようなぼくのコメントを少し入れてます。

==以下、転載==
TPPは日本の経済成長を求めて、人びとを豊かにするという観点からも、問題だらけみたいですが、そういうことではなく、経済成長や規模の拡大、開発や発展、効率化やスピードアップだけを求めてきた近代そのものを見直すという視点が必要になっているのだと思います。

というわけで、とりわけ以下の部分を強調したいです。

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TPP反対を貫くためには、経済成長や国際競争力の向上を優先する路線と訣別する、アジアの労働者や農民と連帯するといった明確な原理・原則に立った批判を展開していく必要があるでしょう。たとえばTPP参加は、アジアの成長を取り込む新成長戦略にも背を向けアメリカの言いなりになる選択ですが、新成長戦略そのものを根本的に批判しなければなりません。あるいは外国人労働者を安く酷使しようとする狙いを潰すためには、日本人労働者の賃金が引き下げられるから反対という排外主義的な発想ではなく、外国人と日本人の労働者が連帯して同一労働同一賃金の実現をめざすという立場を明確にする必要があります。
====

このあたり、この100円パンフでは、ちょっと誤解を生むかもしれない表現かなぁと思うところもありました。
とりあえず、大切な論点だと思うので、みんなで考えることが必要なのだと思います。

小さな学びの会などをいろんなところで、できればいいと思います。
 
==転載ここまで==


●2011.03.11
●tu-ta
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