菅野芳秀のブログ
▼市場で買う野菜で思うこと
毎週木曜の午後4時から7時までと言うちょっと変わった時間帯でマーケット(青空市とでもいいますか夕焼け市と言いますか)のある町があります。
さっきそこで買い物してきました。
スーパーで買えばもう少し安いかもしれないけど、スーパーには並ばない野菜、アルザスから来たオリーブ屋さん、近くの鱒の養殖場直売の屋台、などなど、真ん中ではソーセージを焼いて、グリューワイン(温めて香辛料と砂糖を入れた赤ワイン)も売っています。そこでよもやま話しているお年寄り。
私は、行きつけの農家のおじさんから芽キャベツ二つかみ、マッシュルーム一つかみ、にんにくひと株を買って2,50ユーロ払いました。
気温3度くらいの寒い中、こんな小額のお客にもにこにこ売ってくれてこっちの方が申し訳なかったくらい。
こうした野菜の売り方を好む市民もいるんですが、実際は、スーパーでまとめ買いしたほうが家計に優しいのは事実です。
ただ、スーパーで野菜や肉を買わない人は少しずつですが増えてはいます。
こうして結局は消費者が何を望むか、これに掛ってくるのではないかと思ったドイツの夕暮れでした。
●2011.02.18
●くみ
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