菅野芳秀のブログ

▼うーん、疑問なんですけど??

まず確認なのですが、TPP云々以前に野菜に関しては
輸入品が既に小売店レベルまで出回ってますよね?
国産品の7掛けくらい、かな?
でもだからといって、国産野菜が壊滅的なダメージを
受けて、売り場から一掃されているでしょうか?
野菜農家の廃業が相次いでいるでしょうか?
目だった健康被害、毒入り餃子事件のような事が
相次いでいるでしょうか?
TPPが導入されたら、更に国産との価格差が開いて
しまうのでは?という懸念も被害妄想では?
消費者もそんなにバカではないですよ。

若年層の貧困が問題になっている昨今ですから
むしろ食生活の選択肢が広がることは社会全体
にとっては歓迎すべきことでしょう?

衣食足りて礼節を知るという言葉があるように
食の安全、食育に関心がある中流、富裕層は
知的に判断するでしょう。

TPPで一番打撃を被るのは稲作農家ですが
むしろこれを気に、補助金頼りでビジネス感覚の
薄い弱農家にご退場頂く良いチャンスと
捕らえてみてはどうでしょう?

弱肉強食は自然の摂理なのですから。

少子高齢化の進む日本、時代錯誤の農業を
一掃して、新しい強いアグリカルチャーを
クリエイトしようではありませんか!

菅野さんも早く目を覚ましてください!


●2011.01.22
●佐藤憲一
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