菅野芳秀のブログ
▼ー当たり前に行きたいマチでもムラでもーTPPに反対する人々の運動
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林檎って、こうやって樹に生っているのですか! 北国の友人から、毎年、蜜の入った甘くてメチャクチャ美味しい林檎が送られてきます。 でも、林檎は秋空の爽やかな時季に収穫されるものと思っていました。 ・・・・なので、12月末に送られて来る林檎は、収穫してから年末まで保存されていたものと思っていました。 讃岐にも、メチャクチャ美味しい蜜柑があります。やっぱりその蜜柑も一個一個に袋を被せて、1月まで(実になってから9か月間)樹に生らしておきます。 美味しいけど、お百姓さんの愛情と手間がかかっているんですよね。 反TPPは、私には署名集めくらいしかできません。 FTAだって、私は進めて欲しくなかったです。 農産物の自由化から、一家心中した酪農家だって居たんですよ。 それ位厳しい中で百姓するって、よっぽど経営面を考慮して、自分の身体を酷使して、諸経費を節約してでないと利益は出て来ないんですよね。 なので、今、生き残っているお百姓さんは、農業以外での収益を農業に注ぎ込んで、田畑(自然界・日本の原風景)を守っている人がほとんどなんじゃないですか? 食料の自給率を下げない役目もしてきているとは思いますけどね。 それと、あと一部の成功している人(特別に美味しい農作物作り・有機とか無農薬・直接消費者に販売・大型化・企業化等々)も居られますが・・・、それは、ほんの一握りなんじゃないでしょうか。 危機感を大きく感じている人たちが、どれだけその危機感をまわりの人に伝え、相手の心に訴え、その人の心に自分と同等の危機感を育てられるか? 以前の自由化の時に、その思いをうまく伝えられなかった夫の友人は、今も稲作をしております。 農外収入で補填しながら、25町の田圃を一人で守っています。 JAが、示す米の買い取り価格が下がって、補填できない状態になったら、自分の米作りは淘汰されるんやって思っているみたいです。 ※(そこは、米作りには適した自然環境のようで、我が家の米の倍位の高い値段で売れるそうです) 農業は、一番大切なんですよね。人を育てるんやからね。 日本が戦後の復活が早かったのも、そこここに普及所や試験場を建てて農業をどんどん応援したからなんですよねって私は思っています。 『コメ作って、飯食えない』って、どこかで聞いたことばやけど、ホンマにその通りなんですよね。 「国民の中のほんの一部の農業の部分にばっかりたくさん補助金を使って・・・!」っていう言葉も聞くけど、 みんなに平等にっていうのは、本当は平等じゃないんですよね。 ・・・だから、私は消費税も嫌いです。 誰もかれもに一律にっていうのは、弱い立場の人や、貧しい立場の人には大打撃なんですよね。・・・・私は、そう思います。 元旦から、ごめんなさい。 いっぱい悔しいことがあって、まとまらないです。 ※ この雪氷の中ですっごく頑張っている凄い林檎は、やっぱり美味しいのでしょう? この林檎たちは、いつまで頑張るんですか? ※ 今回の写真は、二十四の瞳の小豆島(香川県)の棚田です。 ここに田植えされたときは、ほんまにきれいなんですよ。 田ごとの月だからね! ニッコリでしょう! ※ 『当たり前に生きたい』がいいなあ〜! (みんなが、人間らしく生きられる社会がいいのにね) 39歳で餓死した人のニュースをみて・・・・、 うちの息子も「ぼくも、よう頼らんやろな〜」って、言っていました。 嫁は、それを聞いて、呟く様な声で「背に腹は代えられんやろ〜けどな〜」て言っていました。 私は心の中で、やっぱり女が生き残るかな〜って思いました。 トントン!
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