菅野芳秀のブログ

▼お通しだからいい味。

菅野さん、今の世の中は、難しい、大著は受けないんですよ。
軽くさらっと、さわやかな風をちょっと吸い込みたい、そのために本を読む人も多くなっているんではないでしょうか。
その辺を編集者はしっかり押さえていて、菅野さんに執筆依頼が来たのだと思います。
小難しい理屈や文章はいまどきの人には読んでもらえない。
そんな感じを受けますが、どうでしょう。
そのさらっとした書き方で、玉子やニワトリや、農村や、今の日本の農業と食の問題をしっかり提示していますね。
あたりだと思います。
著者があんまり、よくできていないみたいなことを書いてはいけません。
買った人が損した気がしちゃいますよ。
すごいだろう、参ったか、って言うのも困るけど、あまりの遠慮はいけません。
以上、老婆心ながら一筆啓上。

●2010.08.14
●くみ
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