菅野芳秀のブログ
▼再び追加の抜書き
少ししつこいな、と思うのですが紹介させてください。
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日本の人々がキツネにだまされていた時代とは何か。その時代に人々はどのような精神構造をもち、どのように自然とコミュニケーションをとりながら、暮らしていたのか。そのような問いをたてるとき、ここにはかなり深い考察課題があることに気づく。現代の私たちの精神世界で「キツネにだまされた」という言葉を用いれば、それはあやしげな話にすぎない。しかし現代の私たちとは大きく異なる精神世界で生きてきた人々にとっては、キツネはどのようなものとして私たちの横に存在してきたのか。今日の私たちの精神では到達できないものがそこにあったことを、私たちは確認しておいたほうがいい。107p
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●2010.04.10
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