ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

 パレスチナに行ってきました。
エルサレムから車で2時間ほど走ったパレスチナのジャマインという人口6,000人ほどの小さな町に、有機物の堆肥化を中心とする小さな循環型社会の地域モデルを創ろうという事業への協力要請を受け、8/20から10日間ほど訪れてきました。

 テルアビブ空港から目的の村まで、日本とは全く違う風景が続きます。山も野も自然の緑が全くと言っていいほどない世界。道の雑草すらいとおしくなるほどの不毛の大地。ジャマインの村の住民たちはその土とはとても言えない「大地」にわずかな自給農地を求め、種をまいていました。

 貧相な野菜たち。堆肥が必要です。食するものの健康を守るにはそれしかありません。日本のNGOであるPARCICはパレスチナのR・w・D、S(農村女性のための開発協会)と協力しながら、有機物の堆肥化事業を進めようとし、私への要請となったのでした。

 イスラエルとの緊張の中で、村の女性たちも子ども達も地域を良くしようと一生懸命でしたが、それ以上にPARCICの若い日本人スタッフ(20代の女性たち)の、住民たちに寄り添おう、少しでも役にたとうとする誠実な姿勢に心を打たれてきました。


https://kanno-nouen.jp/
菅野農園のホームページで
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