ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ

 
 新年明けましておめでとうございます。

 元旦の朝、「山の神様」に新年のご挨拶にいってきました。
「山の神様」とは「生けとし生きるもの」たちの生命の循環の母体である微生物たちのことです。
森も谷も・・辺り一面は雪でおおわれていました。

「あなた方のすすめるいのちの循環に調和する循環の農業とマチづくりを今年も・・」

 ここまで言って・・TPPはそれらの取り組みをことごとく打ち壊していくだろうとの思いが湧き、途中から言葉を変えて
 
「・・・TPPに立ち向かいたいと思います。力をおかしください。」
と結びました。

 私はいままで、山の神様に「われらの進む方向を見ていてくれ。」としか言ってはきませんでした。力を貸してくれとは言ってきませんでした。これらは自分たちが何とかするべきものであって、「山の神様」にお願いすることではないと思っていたからです。今でもそう思っています。
でも、思わずそう願ってしまった。なにか・・・、こみ上げてくるものがありました。

 「反TPP」のコメント、「危機意識が薄いねぇ」にも書いたけど
この国はどこに行こうとしているのでしょうか。

(注;コメントは以下のものです。「TPP、俺やあなたに比べて、世間の皆様の危機意識の薄さがきになりますねぇ。大丈夫だろうか。この国の形を変えていく、ものすごく大きなことが進行しているというのに・・。マスコミは酒癖の悪い男の話と二人の女優の間を行き来した中年の不倫の話ばっかりだよ。なんということだろうね。ひとつの帝国が終わっていくときってこんな感じだろうな。俺たちはいま、歴史の立会人ですね。警鐘を乱打しつつ、一方では覚めた目をもって、冷静に推移を眺めていきましょう・・・というわけにはいかないよなぁ。)

あまりにも危うい。俺にはそのように見えるのですが
あなたはどのようにお考えですか。
 
 まてまて、肩の力を抜いて、ゆっくりと深呼吸して・・・さ。
新年の挨拶らしからぬ、文面になってしまいました。
俺も若いねぇ。



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