パティスリー菓樹
▼娘と映画に
先日、娘(10歳)と二人で映画をみに行きました。
映画館に向かう車の中で娘が
「私、クーラーつけると気持ち悪くなるからつけないで!」
私は心の中で「ウソぁべ!俺はこのクソ暑い日にクーラーつけね方が
きもぢ悪ぐなっず」と言いながら、クーラーをOFFにしました。
まもなく娘はマンガを読もうとしました。
私は「きもぢ悪ぐなりやすい人、マンガなんか読まね方がいいよ」といいました。娘は「わかってる!」とマンガを後部座席にぶんなげました。
また私は心の中で「んだら、なしてマンガ2冊も もてきたんだず!」と叫びました。
しばらくして映画館に着きました。
その頃には、私はケッツがヒシャヒシャするほどたっぷり汗をかいていました。
見る映画は『きな子』です。
涙もろい私はたぶん泣ぐべなぁと自分で思っていました。
席に座るとすぐに他の映画の紹介がはじまりました。『おにいちゃんのハナビ』という映画でした。不覚にも泣いてしまいました。
となりで娘が『早っ!』と言っていました。
『きなこ』では後半はずっと泣いていました。
私のハナをすすったり、かんだりする音が響き渡っていました。
ところが他の人のそんな音はさっぱり聞こえませんでした。
『きなこ』であんなに泣く人、俺しかいねみだいです。
娘と二人で映画をみるなんて、あど何回あっべがなぁー。
もしかしたら最初で最後がもすんねなぁー。
2010.09.02:kaju
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