日本のリーディングカンパニー3社を視察した。
・未来工業株式会社(岐阜県大垣市)
社是は、「常に考える」。
改善提案数は年間16,000件、特許240件というから驚く。
労働時間1,600時間、年間休日は140日、残業禁止で、
高能率・高賃金・高収益。
ワークライフバランスが徹底している。
・伊那食品工業株式会社(長野県伊那市)
社是は、「いい会社をつくりましょう」
企業の目的は、社員を幸せにすること。
感性豊かで、人間味あふれる社員集団が
凡事徹底、いい会社とは何かを常に考えている。
・株式会社はくばく(山梨県甲府市)
「麦に憑かれて40年」、創業者の執念を受け継ぐ長澤社長(三代目)が、
The Kokumotsu Company へと進化させ、穀物に徹底的にこだわる。
ヴァンフォーレ甲府(Jリーグ)のスポンサーとしても社会貢献している。
そこで感じたことが、今年のベスト3キーワード。
1.いい会社
いい会社とは、人を大切にする会社。
人を大切にする会社は、社員のモラールが高い。
モラールとモラルと業績は連動する。
2.フィロソフィー
だから、フィロソフィー(理念)が大切。
何のために経営しているのか?
提供する商品・サービスの価値は何か?
3.キャリア
自己実現とは、やりたいことをすることではない。
「自己という可能性を秘めた存在を、この世に実現していく」
とは、考えれば考えるほど難しい。
何のために経営しているか?
皆働社会の実現に向けて
知的障害者雇用率70%で有名な |
本当の幸せ
宮沢賢治は、「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」といいました。
地球人70億人の内、人間らしい生活ができているのは20億人だそうです。
ブータンが独自に打ち出した「国民総幸福量」という指標があるが、これは、精神面での豊かさを「値」として、国民の社会・文化生活を国際社会の中で評価・比較・考察することを目的としている。(Wikipediaより)
本当の幸せとは何なのかを考えさせられます。
私たちにできることは、大きな幸せを願いつつ、足元のできることを確実にやり続けることではないかと思います。
「地域づくりは暮らしづくり、仕事づくり」。
ささやかながら一歩づつ前進してまいります。
サムシング・グレート
遺伝子工学の世界的権威・村上和雄氏によると
人間の遺伝子とチンパンジーの遺伝子の差は3.9%しかない。
人間にあってチンパンジーにない遺伝子はないとのこと。
だが、「思いが遺伝子を変える機能」だけは人間独特のものらしい。
遺伝子は次の3つの要因によって、スイッチが入るという。
【物理的要因】
・やけどで皮膚が再生するのは「熱」によるスイッチON
・筋肉トレーニングは「力」によるもの
【食物・化学的要因】
・タバコやアルコールとの関係
・サプリメント作用など
【精神的要因】
・強烈な精神的ショックにより一夜にしてなる白髪
・火事場の馬鹿力など
人間は60兆の細胞から成り立っており
一つの細胞には30億の遺伝子があるという。
それぞれの細胞が自分の役割を果たすとともに
互いに協力している。
これだけ精巧な生命の設計図をだれが書いたのかを考えるとき
「偉大なる何者か」という意味で「サムシング・グレート」と呼んできた。
・志を高く、感謝して、プラス発想で生きることが
よい遺伝子のスイッチをONにすると提唱されている。