企業が一人前になるには、赤字、脱税、労働組合の三つの洗礼を受けなければならないという。赤字は罪悪であり、経営者失格である。脱税も同じだ。労使は、志を同じくする経営パートナーである。労働条件の改善や従業員の意見を積極的に聞くのは当然として新しい労使関係をつくる努力を払う必要がある。企業経営はゴールのない駅伝競争であり絶対につぶしてはならないのだ。