高断熱高気密バーチャル(仮想)住宅の17回目・・5?仕口がないの???
本格的な建前になると 流石に二人では無理です。バーチャル空間の友人を集めて二人の建前が始まります。
最初に建てるのはダンの家。・・・ダンは、ミツに教えてもらった構造用合板・・よほど気に入ったのか床や壁だけでなく屋根の下地にも使っています。
「これいいね。いいね。」ご機嫌なダン・・それをにこやかに見ているミツ。二人の息もぴったりで 建前は順調に進んでいきます。
・・・・・ダンの屋根下地が終わったら・・次は、ミツの家です。・・・
「終わったよ。みんなありがとう。」嬉しそうなダンの顔。
「今度は君の家だね。また先張りとかでビニールを張るのかな?」
「そうだよ。今回はね・・。」
と・・・途中で話をやめて自分の現場へと歩いていきました。
少し後ろを歩いていたダン。ミツが建前の木材を覆っているシートをはぐると・・・。
「・・・・??」声が出ません。
「どうかした?」逆にミツが心配そうに声をかけてきます。
「だって・・これ仕口がないんだよ。まだ刻み終わっていなかったの?手伝おうか?」
「いや、これで完成だよ。もう終わってるよ。」
「え~??もしかして仕口がないの??」
「そうだよ・・だってね。」
そう言うとミツは また倉庫に向かって歩いていきます。
出てきたミツが持っていたのは・・・・。
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