高断熱高気密バーチャル建築(12)木で作る床束・・もう古い??

 高断熱高気密バーチャル(仮想)住宅の12回目・・今回からしばらく床編^^

 今日は、ちょい回り道して束について・・

 基礎工事の終わったミツは、さっそく土台と大引の準備にかかりはじました。ふと、横を見るとダンが困った顔で土間を見ています。

 「どうかした?」ミツが近づいていきます。
 「束石をわすれた・・・どうしようか・・・ボンドで貼ろうかな・・・」

 どうやら、床束を受ける束石を忘れていたようです。
 「君も忘れたようだね・・どうするの?」ミツの土間を見たダンが尋ねます。
 「僕は、プラ束にするから厚めに土間を打ったんだよ。」
 「プラ束?」
 「そう、プラ束鋼製束なら 束石がいらないからね。」
 「へええ・・・」
 「君の土間コンクリートも厚いから、これを使えばいいよ・・それに・・」
 「それに?」

 「1年位は、土間からの湿気を床束が吸収していまうからね・・・あまり良くないのさ。」
 「水分を吸った木??・・・まさかキノコでも生えてくる?」
 「かも」
 ミツは、面白そうに笑いながら また準備に戻って行った。
2010.02.12:k-yosikazu:[コンテンツ]

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