今回から別カテゴリで少々書き始めます。 ^^;
瓦版には、道具について2回書きましたのでご存知の方も多いかと思います。こちらにも 道具や業界用語について少々書き足していきたいと思います。
今回は、「出面(でづら)」 業界用語で、仕事に来た人数(あるいは日当)を言います。 単純に「仕事に出てきた面(顔)」の意味でしょうが、昔の土建屋さんのイメージがする言葉ですね。^.^
なぜか こんなサイトが引っかかって・・・「出面」・・・意味が合ってないような・・
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高断熱高気密バーチャル建築(17)え?仕口がないの???
高断熱高気密バーチャル(仮想)住宅の17回目・・5?仕口がないの???
本格的な建前になると 流石に二人では無理です。バーチャル空間の友人を集めて二人の建前が始まります。
最初に建てるのはダンの家。・・・ダンは、ミツに教えてもらった構造用合板・・よほど気に入ったのか床や壁だけでなく屋根の下地にも使っています。
「これいいね。いいね。」ご機嫌なダン・・それをにこやかに見ているミツ。二人の息もぴったりで 建前は順調に進んでいきます。
・・・・・ダンの屋根下地が終わったら・・次は、ミツの家です。・・・
「終わったよ。みんなありがとう。」嬉しそうなダンの顔。
「今度は君の家だね。また先張りとかでビニールを張るのかな?」
「そうだよ。今回はね・・。」
と・・・途中で話をやめて自分の現場へと歩いていきました。
少し後ろを歩いていたダン。ミツが建前の木材を覆っているシートをはぐると・・・。
「・・・・??」声が出ません。
「どうかした?」逆にミツが心配そうに声をかけてきます。
「だって・・これ仕口がないんだよ。まだ刻み終わっていなかったの?手伝おうか?」
「いや、これで完成だよ。もう終わってるよ。」
「え~??もしかして仕口がないの??」
「そうだよ・・だってね。」
そう言うとミツは また倉庫に向かって歩いていきます。
出てきたミツが持っていたのは・・・・。
本格的な建前になると 流石に二人では無理です。バーチャル空間の友人を集めて二人の建前が始まります。
最初に建てるのはダンの家。・・・ダンは、ミツに教えてもらった構造用合板・・よほど気に入ったのか床や壁だけでなく屋根の下地にも使っています。
「これいいね。いいね。」ご機嫌なダン・・それをにこやかに見ているミツ。二人の息もぴったりで 建前は順調に進んでいきます。
・・・・・ダンの屋根下地が終わったら・・次は、ミツの家です。・・・
「終わったよ。みんなありがとう。」嬉しそうなダンの顔。
「今度は君の家だね。また先張りとかでビニールを張るのかな?」
「そうだよ。今回はね・・。」
と・・・途中で話をやめて自分の現場へと歩いていきました。
少し後ろを歩いていたダン。ミツが建前の木材を覆っているシートをはぐると・・・。
「・・・・??」声が出ません。
「どうかした?」逆にミツが心配そうに声をかけてきます。
「だって・・これ仕口がないんだよ。まだ刻み終わっていなかったの?手伝おうか?」
「いや、これで完成だよ。もう終わってるよ。」
「え~??もしかして仕口がないの??」
「そうだよ・・だってね。」
そう言うとミツは また倉庫に向かって歩いていきます。
出てきたミツが持っていたのは・・・・。
高断熱高気密バーチャル建築(16)筋違い、必要なのはわかるけど・・・
高断熱高気密バーチャル(仮想)住宅の16回目・・筋違い、必要なのはわかるけど・・・
ミツの畳にショックを受けたダン・・早速、大引を入れるとミツに手伝ってもらい根太レス合板で荒床を張っていきました。流石に薄い畳は・・和室とそれ以外の境には段差が出来ています。
荒床を貼り終わった二人は、土台の上に柱を差し入れていきます。全部の柱を差し入れると休憩の時間・・・
「こんなに早く終わるなんて・・助かったよ。」
ダンは、嬉しそうにミツの顔を見ています。
「床が出来ていると 基礎をまたがなくて済むから建てるのも楽だよね。」
「うんうん。」
そう返事するダンですが・・気になる事があるのか、立て終わった柱を眺めています。
「どうかしたのかい?」
少し心配になったミツが尋ねると・・・。
「うん。柱に筋違いを付けるだろう、その筋違いが邪魔なのさ・・だってさ、そこに断熱材を入れると 入れ難いし無理に入れるとよじれたりして綺麗にならないんだよ。」
「それなら、外断熱にしたらどう?」
「おいらさ・・断熱はみっちり入れるつもりなんだ。だから柱の間にも外にも断熱材を入れたいのさ。」
「それなら構造用合板にすればいいよ。」
「構造用合板?」
ミツは、倉庫から一枚の合板を持ってきました。
ミツの畳にショックを受けたダン・・早速、大引を入れるとミツに手伝ってもらい根太レス合板で荒床を張っていきました。流石に薄い畳は・・和室とそれ以外の境には段差が出来ています。
荒床を貼り終わった二人は、土台の上に柱を差し入れていきます。全部の柱を差し入れると休憩の時間・・・
「こんなに早く終わるなんて・・助かったよ。」
ダンは、嬉しそうにミツの顔を見ています。
「床が出来ていると 基礎をまたがなくて済むから建てるのも楽だよね。」
「うんうん。」
そう返事するダンですが・・気になる事があるのか、立て終わった柱を眺めています。
「どうかしたのかい?」
少し心配になったミツが尋ねると・・・。
「うん。柱に筋違いを付けるだろう、その筋違いが邪魔なのさ・・だってさ、そこに断熱材を入れると 入れ難いし無理に入れるとよじれたりして綺麗にならないんだよ。」
「それなら、外断熱にしたらどう?」
「おいらさ・・断熱はみっちり入れるつもりなんだ。だから柱の間にも外にも断熱材を入れたいのさ。」
「それなら構造用合板にすればいいよ。」
「構造用合板?」
ミツは、倉庫から一枚の合板を持ってきました。
高断熱高気密バーチャル建築(15)これが・・・・
高断熱高気密バーチャル(仮想)住宅の15回目・・これが・・・
いつもの様に二人仲良く休憩しています。
「君の床、変わってるね。」
ダンは、理解できないと言う顔をしてミツの顔を見ながら話始めました。
「変わってる??」
不思議な事を言われた様にミツもダンを見返しています。
「だってさ。火打土台も根太も入っていないし、和室を造らないのだろう?」
「和室を造らない?・・いや、ちゃんと造るよ。・・火打土台と根太・・?・・・・・ああ、根太レス合板の事か。」
「根太レス合板?」
「そう・・これだよ。」
ミツが床に落ちていた合板の切り落としをダンに渡します。
「分厚い合板だな・・」
「24㎜あるから確かに厚いね。そのお陰で火打土台も根太もいらないのさ。」
「へえ・・・」
「それから、和室の事だけど・・・こんな畳もあるんだよ。」
「・・・・これが・・・・タタミ・・・なの?」
ミツの見せたタタミ床板と同じような厚さなので、床下地をフラットに出来るのです。
いつもの様に二人仲良く休憩しています。
「君の床、変わってるね。」
ダンは、理解できないと言う顔をしてミツの顔を見ながら話始めました。
「変わってる??」
不思議な事を言われた様にミツもダンを見返しています。
「だってさ。火打土台も根太も入っていないし、和室を造らないのだろう?」
「和室を造らない?・・いや、ちゃんと造るよ。・・火打土台と根太・・?・・・・・ああ、根太レス合板の事か。」
「根太レス合板?」
「そう・・これだよ。」
ミツが床に落ちていた合板の切り落としをダンに渡します。
「分厚い合板だな・・」
「24㎜あるから確かに厚いね。そのお陰で火打土台も根太もいらないのさ。」
「へえ・・・」
「それから、和室の事だけど・・・こんな畳もあるんだよ。」
「・・・・これが・・・・タタミ・・・なの?」
ミツの見せたタタミ床板と同じような厚さなので、床下地をフラットに出来るのです。
高断熱高気密バーチャル建築(14)えー??床が真っ平ら??
高断熱高気密バーチャル(仮想)住宅の14回目・・えー??床が真っ平ら??
土台入れの終わった二人は、荒床の準備にかかっています。
ダンは、土台に大引を並べ終わると・・何やら計算を始めました。
「土台と大引を平らにすると・・60(根太)+15(荒板)+60(畳)で・・土台から135か・・・廊下はバリアフリーでフラット(平ら)にすると・・60(根太)+12(フロアー)で72・・この差は、63・・これを大引きの高さと根太掛けで調整・・・・・おや?」
ダンがブツブツ言いながら顔を上げてみると・・ミツは、先張りシートを気にしながら大引を土台に取り付けています。もう数本で終わる様子なのですが・・
「なに???全部の大引を平らにしている??あいつの家に畳はないのか??」
確かに和室を造らなければ床は平らで良いのですが・・・
大引・根太と苦労しながらダンが取付していると・・・ミツは、分厚い合板を運びこんでいます。
「今度は・・合板??しかもあんなに厚い物で・・?」
手を休めて見ていると・・・ミツは、合板に切り込みを入れていきます。
「あれが床板なら・・あの切り込みは柱を受けているのかな?」
作業の終わったミツは、大引と大引に受材を取り付けると・・厚手の合板を貼りはじめました。
「おいおい・・・火打土台も根太も入れないで、しかも真っ平らな床??あいつ一体何を考えているのか??」
土台入れの終わった二人は、荒床の準備にかかっています。
ダンは、土台に大引を並べ終わると・・何やら計算を始めました。
「土台と大引を平らにすると・・60(根太)+15(荒板)+60(畳)で・・土台から135か・・・廊下はバリアフリーでフラット(平ら)にすると・・60(根太)+12(フロアー)で72・・この差は、63・・これを大引きの高さと根太掛けで調整・・・・・おや?」
ダンがブツブツ言いながら顔を上げてみると・・ミツは、先張りシートを気にしながら大引を土台に取り付けています。もう数本で終わる様子なのですが・・
「なに???全部の大引を平らにしている??あいつの家に畳はないのか??」
確かに和室を造らなければ床は平らで良いのですが・・・
大引・根太と苦労しながらダンが取付していると・・・ミツは、分厚い合板を運びこんでいます。
「今度は・・合板??しかもあんなに厚い物で・・?」
手を休めて見ていると・・・ミツは、合板に切り込みを入れていきます。
「あれが床板なら・・あの切り込みは柱を受けているのかな?」
作業の終わったミツは、大引と大引に受材を取り付けると・・厚手の合板を貼りはじめました。
「おいおい・・・火打土台も根太も入れないで、しかも真っ平らな床??あいつ一体何を考えているのか??」