西置賜限定の集合広告の告知から始めてPRさせていただいた完成見学会は
2月の2回の土日と昨日併せて90組170名の方にご来場いただきました
(1部施工業者仕事後の見学・施工業者が家族連れでの参加も含む)
一様に暖かい・木の香りがする・広いと言う感想とお褒めの言葉をいただきました
壁の色がコシノジュンコデザインという話をさせていただくと、とにかく
やわらかい色だと言うことと、とても明るいと言う感想をいただきました
提案規格型の「夢ハウス・郷の家」の長岡長期優良住宅モデルを参考に
させていただいた完全「手キザミ」自由設計の伝統構法に遮熱シートや外張り断熱ダイライト面材等現代の建材を利用した住まいです。
完全に自分を信頼してくれて建物を貸してくださったお施主様に心から感謝申し上げます。田舎の最近の住まいの常識を超えたところもあり???という部分もあるかと思いますが、そういう方には設計の趣旨をじっくりと説明したいと思います
今回初めての見学会で、準備がいきわたらずに伝え切れませんでしたが本当のモデルは100年200年と、今も長持ちしている「土蔵」・・・お蔵です
外張り断熱は新しい工法のように思われていますが、日本建築の先人たちは
化石燃料の無い時代に土壁を断熱材にして、窓を小さくして屋根を通気して
年間通して一定の温度に保って貴重品を保管してきました。郷の家の開発者赤塚幹夫氏も先日のセミナーで同じ旨の話をして、「あれっ」と思いました。やはり考えていることは同じだったようです。木材の乾燥をやや甘くしているのでそこを
赤塚氏には理解いただけないと思いますが、基礎の外張り断熱をすると、床や1階の天井には一切断熱材が無くても、エアコン1台でこんなに暖まるということを
知っていただきたいと思います。
大工手塚建築 手塚健一郎
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