20年ぶりに「住宅と健康」を読んで

  • 20年ぶりに「住宅と健康」を読んで
環境先進国スウェーデンの国交省のような機関が、建築業者のみならず、一般の国民にも住環境がもたらす健康への影響の大きさの認識してもらうために、出版した「住宅と健康」という書籍を20年ぶりに読んで見ました。(日本語翻訳)

改めて、読んでみると、これまであまり意識していなかった部分も、詳しく解説されてあり、室内環境と健康についての関連性が、実に大きいことを再認識させられました。

この書籍には、室内気候(室内の空気環境と温熱環境)について、詳細にわたり紹介されており、設計や工事にくわえ、ユーザー側の住まい方についても詳しく書かれています。

日本では、残念ながら、室内の空気環境についての関心はまだまだ低いのが、現状ですが、温度や湿度・新鮮さという空気のバリアのない家こそが、本物のバリアフリー住宅なのです。

そして、空気のバリアを無くすことで、現代の暮らしの中で、私達が抱える様々な問題が大分解消されるのは、間違いないのではないでしょうか。

日本の住宅は、欧米に比べ30年は、遅れているとよく言われますが、建築業者もさることながら、これからマイホームを検討している方にも、是非目を通していただきたい一冊です。

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