東大生の83%がリビング学習

  • 東大生の83%がリビング学習
主婦の友社が発行する『東大脳の育て方』によると、東大生の83%がリビングで勉強していたそうです。

リビングで学習すると、家族が近くにいることによって、安心感とともに、適度な緊張感が生まれ、集中力が持続しやすくなると言われています。

また家族が近くにいることで、リラックスして、コミュニケーションもとれることは、子供にとっては大事なことだと思います。

確かに、食後、自分の部屋に行って勉強すること自体が、一つのハードルにもなり、一人だとどうしても誘惑に負けてしまい、ついついスマホなどに気をとられるお子さんも少なくないようです。

個室よりも生活音が適度に聞こえる環境の方が、脳が活発になり逆に集中力が高まるという声も良く聞かれます。

ただ、まわりの家族が、テレビを見て大声で笑ったり、子どもの集中力を削がすような行動は、出来るだけ避けた方がいいのは、言うまででもありません。

出来れば、親の方も、たまには、一緒に読書したり、勉強したりするなどの配慮が必要かもしれません。

そして、とても大事なのですが、軽視されがちなのが、いつもお伝えしている空気と室温です。酸素たっぷりの綺麗な空気にくわえ、暑すぎず・寒すぎない部屋の中で、勉強することで学習効率がアップするのはいうまででもありません。

この時期、新築のお宅でも、寒さが気になるといって、換気を消しているお宅も多いようですが、人間の呼吸により、室内の酸素濃度が減少し、二酸化炭素濃度が上昇すると、眠気や頭痛ばかりでばなく、実際に頭脳の働きが低下することが、様々な研究で明らかになっています。

空気清浄機をつけているご家庭は、非常に多くなりましたが、基本的に空気清浄機には換気の機能はなく、その上、ファンヒーターで暖房したり、リビングで室内干しをして、知らず知らずの内にVOC(有機性化合物)やハウスダストが充満した汚れた空気になっているお宅が結構ございます。

また、換気が不十分だと、風邪やインフルエンザに感染する確率も自ずと上がるのは、間違いありません。

受験勉強も佳境ですが、どこで勉強するにしても、室内の空気・温度・湿度・音などの環境も非常に大事ですので、参考にしていただければ幸いです。






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