ソーラーサーキットは、BELS(ベルス)ファイブスター!

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現在、鶴が丘で建築中のA様邸のソーラーサーキットの家ですが、ストック循環補助事業による補助金を活用するため、BELSの申請をしたところ、☆5(ファイブスター)認証ラベルが、第3者機関であるベターリビングより発行されました。

昨年4月より、建築物省エネ法に基づく省エネ性能表示制度がスタートしましたが、この制度によって、冷暖房・換気・給湯・照明(家電は除く)といった暮らしの中での一次エネルギー消費つまり、「燃費」を横並びに比較できる事になったのです。(任意の制度です)

一次エネルギーの削減率は、計算により、自己評価も可能となりますが、公平性・客観的な評価を図る為に、第3者の性能評価機関にて、審査し、認証ラベルを発行するのが「BELS(ベルス)」の認証制度です。

BELSとは「Building-Housing Energy-efficiency Labeling System」の略称で、「ベルス」と読みます。

BELSは、国土交通省が定めた「建築物の省エネ性能表示のガイドライン(建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針)」に基づく第三者認証制度の一つで、住宅性能評価・表示協会が制度運営していますが、 新築と既存建物の双方を対象に、一次エネルギー消費量をもとにBELS実施機関が省エネルギー性能を客観的に評価し、5段階の星マークで表示します。

したがって、この評価書を掲載している住宅であれば、単純に☆の数で住宅の省エネ性能を比較することが出来る訳です。

ちなみに☆2が現行の省エネ基準となり、この基準より10%以上のエネルギー削減で☆3となり、(2020年に義務化となる断熱基準の住宅)-15%以上削減で☆4(認定低炭素住宅)となり、最高ランクの☆5で―20%削減つまり、ゼロエネルギー基準を満たした住宅となります。

A様邸は、現行のソーラーサーキットの標準仕様で、特別な設備は設置しておりませんが、基本の断熱性能と住宅設備によって、削減率が31%となり、基準の20%を大きく上回り、ファイブスターの認証を受けました。

ソーラーサーキットの家は衣替えの機能により、夏の冷房負荷を大幅に軽減するのですが、計算上は加味されません。さらに加味されないのは、気密性能も同様です。

つまり、計算上の評価よりも、数段高い性能が発揮されるのがソーラーサーキットの家なのです。

しかもその性能が、長期間発揮されるわけですので、特Aのファイブスターといっても過言ではありません。

以上ご報告でした。

※ ベルスの評価書にも但し書きが入っているのにご注目下さい。何か違和感を感じませんか?

評価結果につきましては、提出を受けた図書にて評価したものであり、以降の計画変更や時間経過などによる変化がないことを保証するものではありません。

性能値はあくまで計算値です。数値通りの性能を長期間にわたり、発揮するには、気密性と断熱性という相反する性能を両立し、二重通気により衣替え出来るソーラーサーキットの家が最適ということをご理解いただきたいと思います。


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