県民会議の設立50周年記念事業として、平成28年11月6日(日)に青少年健全育成県民大会において、“いじめ・非行をなくそう”フォーラムを開催しました。
はじめに、基調講演として、講師の筑波大学名誉教授 門脇 厚司 氏 から 演題 「社会力育てがいじめ根絶と学力向上の基(もと)」でお話ししていただきました。
『 子どもたちや地域社会において「他者の喪失」(他人への関心、関わりがなくなること)が進んでおり、社会力(人が人とつながり、社会をつくる力)の育成が重要である。そのため、大人が子どもたちに様々な関わりを継続することで社会力が育まれる。 』 と述べられ、門脇氏が教育長を務めた茨城県美浦村の取組みを紹介していただきました。
今年度が県民会議の設立50年の節目にあたることから、平成28年11月6日(日)山形市中央公民館において、県民会議設立50周年記念 青少年健全育成県民大会を開催しました。県内各地から青少年育成関係者が約500名参加しました。
大会は、地元山形市蔵王半郷地区に伝わる「松尾囃子」のアトラクションで始まり、青少年や青少年団体の育成に功労があった方々への県民会議表彰と今年度のいじめ防止の優秀標語やポスターの紹介と作者への表彰が行われました。
式典の最後は「青少年は地域で見守り、育てる」ことの大切さを改めて認識するとともに、学校、家庭及び地域が連携し、将来を見据えながら、県民運動を一層推進することを大会宣言として採択しました。