花粉が飛ぶので外出を控えていたら、市中央部のサクラは早や五分咲きに差し掛かっている。
ところで、我が住まいのある白川の南はと目を転ずれば、合流点近辺、小学校、八ヶ森、何処も開花にはまだ時間があるようだ。
冬に限らず風当たりの強いのは確かだが、こんなに開花時期が異なる認識はなかった。
早い話が、中央部よりも寒いからだということになるのだろうが、その分サクラの季節を長く楽しめるということになる。
今は水仙の群生が見ごろだ。花の数が年々増えて見事になってきた。
平昌五輪まであと3日。時差がないからTV観戦には『もってノこい』だ。
…それにしても…
地元から五輪選手が出現しようとは想像したことすらなかった。
それもごく身近。
夏の散歩コースとして、毎日のように前を通り過ぎていたお宅のお嬢さんだという。
齢は離れているが、小学校の同窓生ということになる。
いまのところ、地元紙スポーツ面の扱いが「イマイチ」の感じのせいか、郷里の盛り上がりに力強さが見えないのは気がかりだ。
こんなに身近から五輪選手が出ることなど滅多にないことなのだ。みんなで応援しないとネ。地域の公民館にこんな垂れ幕を掲げたヨー。
「アッパレ! がんばれ!」
出身地のじっちゃ・ばっちゃ、オジサン・オバサンたちは応援しているヨ。
「この日のために鍛えた技と力を出し切って、がんばれー!」
寒波襲来、大雪警報で覚悟したほど降雪量は多くなく、今のところ楽な越冬だ。
今日は雨で、1月13日から5日連続で雪が降っていない。寒の最中に珍しいことだ。
14日夜、地区の「さいとうやき」があったが、その帰り道は満天の星空で、オリオンの姿がはっきりとたどれ、冬の星座を堪能した。
当地で真冬に星空が見られるなど稀有のことで、翌朝は当然ながら今冬一冷え込んだ。
「イヤー、今朝はヨグカンジタコトー、カンジタナッシー」(寒じた?)
ところで、直近の雪が降る前の12日の朝7時半ごろ、雪雲が空全体を覆う前の数分間こんな景色に出会った。(我が家から真西、ユリ園の方向に)
この写真は老人の目に映ったとおりに写っているのでうれしい。
同級会の席で「第九オタクが嵩じてカタカナドイツ語でフロイデ!を怒鳴っている」と話したら、或る同級生からコーラスの定期演奏会のチケットを送っていただくようになった。
”コール・フリージア”の定期演奏会だ。
今回は第2回というふれこみだが、もっと数多く聴かせてもらっているような気がする。
初めて聴いたのはTASの2階ホールでの演奏会だった。
その時は「第九オタクのチョイ上ぐらい?」(失礼)のレベルと拝聴したのだが、その後の充実ぶりはとても見事で、前回服部公一氏が絶賛しておられたのは記憶に新しい。
そして今回、ふるさとの四季の唱歌に母と歌った小学生の頃を思い出し、サウンド・オブ・ミュージックの調べには思春期から青年時代の甘酸っぱい思い出がよみがえり、なんとも心安らかなひと時を過ごさせてもらった。
ありがとう!、コール・フリージア!!
団塊の老人は、カラオケで演歌をうなっているだけではないのデス。