老化予防の散歩は3シーズン目に入った。
コースはほとんど変わっていない。
周囲に対する新鮮な驚きが小さくなったかわり、季節の変動に伴う草花の変化を予測できるようになり、これはこれで面白い。
最近、去年までは見かけなかった花を発見した。
1.5cmぐらいの小さな花で、色は朱色。近くの草の茎に蔓を絡ませて生えているので、足元に咲いている感じだ。5角形でラッパ型の花と葉はアサガオそっくりだ。
花の時期が長いのも一緒だ。
生えている場所は老人の散歩コースでは2ヶ所のみ。直線距離で500mほど離れている。
早速図書館へ走った。
【マルバルコウソウ】
・ヒルガオ科ルコウソウ属
・熱帯アメリカ原産、本州(中部以南)、四国、九州に分布
・畑地、牧草地、道端、荒れ地に生育、日当りが良いところを好む
・江戸時代観賞用として持ち込まれ野生化した
・今では種は売られていないようだ
とある。
本州中部以南に分布するものが、種も売られていないのに何故この地にあるのだろう?
交通インフラの整備が進み、交流の範囲が急速に広がったからか?
温暖化の影響で当地も適応可能の条件を満たすようになったからか?
来年以降も同じ場所に生えるだろうか?
また楽しみが一つ増えた。
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