我が家の次男は言葉を覚えたてのころ(3~4歳)、何の花を見てもすべて「タンポポ!」と呼んでニコニコしていた
そんな子の親父だから、小生もこのあいだまであぜ道や空き地に咲く黄色い頭花の植物はみなタンポポだと思い込んでいた
先日もいつものコースを歩きながら、一面の黄色い花を見て
‐‐‐いままっ盛りもあれば綿毛もある、タンポポの命はずいぶんと長いな‐‐‐
などとのんきなことを考えていた
花だけ見ると区別がつかないが、よく見ると綿毛のタンポポに比べて茎が細くて背が高いことに気が付いた
1本手折り持ち帰って図鑑を繰ったところどうやら「ブタナ(豚菜)」らしい
60数歳にしての大発見!(タンポポ=キク科タンポポ属、ブタナ=キク科エゾコウゾリナ属)・・・オメデタイ
ところで、
タンポポの綿毛を目にするにつけ、辞令書という風のひと吹きに飛ばされて各所を移ろった己が身の上と重ねてしまうのは40余年の転勤族生活の名残りだろうか?
この記事へのコメントはこちら