「ながいフットパスウォーク2016」に参加してきた
集合地の今泉駅、久しぶりに乗り降りに関係なく外から駅を見た
駅舎は現代風の塗装を施されているが、構造は昔と変わらないようだ
昔とは米坂線を蒸気機関車が走り、フラワーがつかない長井線だった昭和30年代のこと
付随する設備はだいぶ変わり、取り壊されたものが多いようだ
駅長さんの話では昔は駅員さんが30名勤務していたそうだ‐‐‐‐今は5名
「保線区もあったのでそれを入れると50名くらいかな」とのこと
以下記憶による記述
駅舎に突き当たって右に折れた奥手に家族持ちの職員が入居する宿舎が数戸分あった
当時そこに住む子は『官舎』と呼んでいたが、年度替わりの異動の時期になると毎年のように転校生の出入りがあった
ちょっとあか抜けた服装をし、話の内容もちょっと大人び、農村育ちの自分たちとは違うライフスタイルを持つ『官舎』の子たちに都会のにおいを感じて羨望を持っていたのは筆者だけだったろうか?
そして蒸気機関車大好き少年にとって何よりもうらやましかったのは汽車にただで乗れることだった
『官舎』のあったところは今は2階建てのワンルームの仮眠宿舎風の建物が建っており、
よく見ると普段使われていないような部屋も見えた
あの今泉駅のにぎわいはどこへいったのだ
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