JR7CWK'sぶろぐ
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2.他機種との比較 以前測定したTOPLAND(PDC用縦型),CenturyのAPPORON Iの測定結果と比較してみた。 (TOPLANDは横型も以前測定しているが今回はグラフ無し) 2-1.結果まとめ ・出力電圧が低いものの、出力電流、レギュレーション,変換効率の面でTOPLAND製が最も良好。(グラフにはしていないがTOPLANDの横型はさらに特性が向上している事を確認済。) ・APPORON Iが最も悪いが、設計が古くスイッチング素子がBipTrを使用,制御回路もTrの組み合わせによるものなので致し方ない。(後継のAPPORON II以降の商品は手持ちがなく未確認) ・EP-024CHAはその中間といったところ。変換効率もTOPLAND製と互角。「100円商品」というハンデを考えれば非常に健闘している。 以下は全て電源電圧3V時。 (電圧が低い場合,出力電流を大きく取ろうとした場合は性能差が顕著に現れるようだ。) 注)測定時期の関係で測定方法に差があるので、その差が若干含まれる。 TOPLAND,APPORONは簡易測定。今回測定のEP-024CHAはやや厳密な測定方法である。 ・電源電圧は前者は初期電圧の確認のみだが、EP-024CHA測定時は条件毎に測定。 ・電源電流は前者は自作電源内蔵の計器(DPM)での測定値(3Vに落とす2次レギュレータ(LM317使用)及び同じ電源から得ている自作電子負荷の消費電流分を減じて使用)だが、EP-024CHA測定時は別計器での測定(DC-DC入力側電流を0.1Ωの電流検出抵抗を使用しDPMで測定)。 2-2.出力電流-出力電圧特性 TOPLAND 縦型は、無負荷電圧が低いものの、大電流を流しても電圧降下が少なく、400mA超では他機種と逆転する程、電圧を維持。 EP-024CHAは、無負荷電圧が5Vに最も近い。 APPORON Iは、無負荷電圧が高いが、電流増加に伴う電圧降下が最も大きい。 2-2.変換効率 TOPLAND 縦型は、80%前後。 EP-024CHAは、低電流時は80%前後だが、電流が増加するにつれ効率が低下。 APPORON Iは、低電流時が70%程度,大電流では50%程度まで低下し、やはり設計の古さが目立つ。 2-3.出力電流-電源電流特性 変換効率のカーブとの関係もあり、特にAPPORON Iは大電流域で電流の増加分が大きくなっている。
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