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▼GPSロガーGP-102+>メモリイメージの読取り
バッテリ切れに伴うLog消失時現象を解析すべく、メモリのイメージを読み取る方法がないか模索していた。
GP-102+のメモリは、PC側からは一般的なUSBメモリと同様「Mass Strage」扱いである事は以前に述べた通り。
従って、windows添付のディスクイメージを読み取るツール「Disk Probe」(dskprobe.exe)により読み取る事が出来るのではないかと思い試してみたところ、読み取り可能である事がわかった。
以下に、「Disk Probe」によるメモリイメージの読み取り方法を説明する。
注1.「Disk Probe」(dskprobe.exe)はwindows添付のツールではあるが、標準の状態ではインストールされていないので、別途インストールする必要がある。
インストール方法はここでは省略する。
注2.「Disk Probe」はPC本体のHDDにもアクセス可能なツールであり、操作を誤るとPC本体のHDDを書き換えてしまい、O/S起動不可といったトラブルを生む可能性がある。
1.「Disk Probe」によるメモリイメージの読み取り方法
1)GP-102+をPCに接続し、GP-102+の電源をONにする。
2)GP-102+のドライブ名をexplorer等で確認。
3)「Disk Probe」を起動する。
4)「Drives」メニュー→「Logical Volume」にて、「Open Logical Volume」ウインドウを表示し、
・「Logical Volumes」でGP-102+のドライブ名を選択・ダブルクリック
・「Handle 0」に GP-102+ のドライブ名が表示されたら、「Set Active」ボタン
をクリック(「Read Only」のチェックは入ったまま。)
・「OK」ボタンにて「Open Logical Volume」ウインドウを閉じる。
5)「Sectors」メニュー→「Read」にて、「Read Sectors」ウインドウを表示し、
開始セクタ(Starting Sector)とセクタ数(Number of Sectors)を指定。
(まずは、Starting Sectorは0,Number of Sectorsは4096(最大値))
しばらくすると、読み取ったメモリイメージが表示される。
※「Disk Probe」の画面でもイメージを見れない事はないが、操作が面倒なので、ファイルに落とし、バイナリエディタで覗いたほうが良い。
6)「File」メニュー→「Save As」にてメモリイメージを保存するファイル名を入力し、「保存」ボタンをクリック
7)「Sectors」メニュー→「Read」にて、Starting Sectorを4096にし、同様に操作し、
残りのイメージを読み取り、ファイルに保存。
8)「Disk Probe」を閉じる。
9)「ハードウェアの取り外し」にてGP-102+の切断操作を行い、GP-102+をPCから切り離す。
●2015.08.18
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