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▼GPSロガーGP-102+>ログファイルフォーマット解析

GP-102+でログした際に出来るログファイル(***.fit)をバイナリエディタで覗き、値をexcelに入力してあれこれ計算式を入れては悩んでます。


068hから21byte周期のファイルが出来ているようです。


現在わかっている内容(一部推定)

068h :02h固定?
069-06Ch:週,曜日,時,分,秒
06D-070h:経度
071-074h:緯度
075-078h:累積距離
079-07Ah:高度
07B-07Ch:速度(mm/s)
(以下、21byte周期で同様に続く)


「週,曜日,時,分,秒」の項
4byteの値をリトルエンディアンで並べて10進化し、
60で割った余りが秒
60で割った商をさらに60で割った余りが分
60で割った商をさらに60で割った商をさらに24で割った余りが時
60で割った商をさらに60で割った商をさらに24で割った商をさらに7で割った余りが曜日
(曜日は、GPS曜日の考え方と同じで、0が日曜,1が月曜,・・・6が土曜)
60で割った商をさらに60で割った商をさらに24で割った商をさらに7で割った商が週
(1989年12月31日から数えた週・・・GPS週のカウントからズレがありますが)
といった具合で説明が付きました。

「緯度」,「経度」<13年12月12日追加>
4byteの値をリトルエンディアンで並べて10進化し、
16の8乗(もしかすると16の8乗-1かも?)で割り360を掛ける。
といった具合で、ほぼ合いました。
なお、最上位bitが東経/西経,北緯/南緯の判別に割り当てられている可能性があります。(東経/北緯の領域にいる私には確認できませんが。)


「累積距離」<13年12月15日追加>
4byteの値をリトルエンディアンで並べて10進化し、100で割ると累積距離(メートル単位)となる模様。
(CSVではエクスポートされませんが、CanWayでグラフ表示する時に、横軸で距離を選んだ際に使用されている可能性があります。)


「高度」の項<13年12月14日追加>
2byteの値をリトルエンディアンで並べて10進化し、
0.2倍して500を減ずると合うようです。
(値の関係が掴めなかったのですが、峠超えのログとCanWayでCSVエクスポートした値とをexcelで散布図化したら、きれいな直線が現れました。すかさず近似曲線を引き数式を表示させたら一発で判明。)


「速度」の項
[mm/秒]単位の値を2byteの領域で表現されているみたいです。
これだと上限が236km/h位になり、新幹線で取ったログの速度が怪しい速度とほぼ一致します。(これはちょっと困った仕様)
逆に・・・低速の記録には有利でしょう。


●2013.12.09
●cwk
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