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▼ソーラーアクセントライト>太陽電池の特性測定

電池の容量アップなど、試したいことがいくつかありますが、その為には各部の特性を確認しておく必要があります。

最初は太陽電池からどの程度のエネルギー(電圧・電流)が得られるのか。

問題は光源。
安定した光源がないと正確な特性を得る事は出来ませんが、簡易的には、雲のない時に太陽に向けた状態で測定することになります。

今回は、雪模様で晴れてはいるものの若干雲がかかった天候で、雲の間から太陽がのぞいた瞬間を狙っての測定であり、良好なコンディションではありません。
しかも強い風が吹いていた事もあり、窓ガラス越しの測定となりました。

そんな状況下で測定した結果がグラフの特性です。

無負荷で3.2V程の電圧で、電流が増加すると電圧が徐々に低下し、12mAを超えたあたりから電圧が急激に低下します。
この時の発電電力は30mW程で、電圧低下直前付近の電流で最大電力が得られるようです。
(この特性、ソーラーライトとしての用途ならあまり問題ないですが、発電用してて考えると、発電能力が刻々として変わる中、最大電力を得られるよう負荷電流を制御するのは結構難しいのかも知れません。)


補足ですが、11:30の測定時は若干雲がかかっていたにもかかわらず、良く晴れていた13:00測定時より電力が多く得られています。
おそらく窓ガラスに対する光の入射角度の関係だと思います。
11:30の時のほうが13:00の時より、窓ガラスに対しまっすぐ入射していたようです。

ガラスの汚れもあるとは思いますが、入射角度が付くほど光のロスの大きくなるものと思います。
実際、窓を開けると得られる電力も増加する事を確認しています。


今回の測定では、太陽電池を無負荷で電圧が最も高くなる方向に合わせており、最大電力が得られる条件になっています。(ガラス越しである事を除いては。)
しかし実際には、地面にほぼ垂直に立てて設置する事になり、太陽電池は天頂に向きとなります。さらに時間によって太陽の高さが変わり、入射角度が大きくかわりますので、発電能力に大きな影響があるはずです。
(厳密には温度による影響もあるかと思います。)


●画像 ( )
●2012.03.13
●cwk
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