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2.事前検討

2−1.ハード的な接続
 N103はPS/2タイプコネクタ(miniDIN 6p),98HAのRS-232Cコネクタはハーフピッチ14p。(ハーフピッチ14pコネクタはその後の98系ノートにも使用されましたので、そちらでも使用可能なはず。)

 接続する為には変換ケーブルの自作が必要です。

 98HA側はDSUB25pへの変換ケーブルを持っていますが、DSUB25pなんていう大きなコネクタは携帯用途ではあまり使用したくありません。
 DSUB9pもしくは直結としたいところ。

 なおN103にはオプションでDSUB9p用の変換ケーブルが用意されているのですが手持ちはありません。(ちなみにwindowsのノートPCにはUSB変換ケーブルによるUSB接続)

 N103の信号レベルはTTLのみでなくRS-232C仕様の端子もあるので、基本的にはそのまま直結できそうです。(N103のマニュアル記載のコネクタのピン番号が、本来のminiDIN 6pコネクタのピン番号と異なるようです。紛らわしい・・・)

 N103の動作用電源が必要です。電圧範囲が3.6V〜5.5Vなので、携帯電話充電器を改造して接続する事にします。

2−2.ソフト
 98HA用のNMEAモニタソフトなんてないと思いますし、手持ちもありません。
 その昔BBSアクセス用に使用していたWTERM等のターミナルソフトを使用します。

2−3.ログ容量
 N103のログ出力は標準設定では下記。()内の数字は出力頻度(秒)
 GGA(1),GSA(3),GSV(3),RMC(1),VTG(1)
 この設定を変えない場合、820byte/3秒程度。
 カードの残容量(ターミナルソフトを入れた残り)が700kbyteとして、2560秒
すなわち40分強程度の連続ログが見込めます。

 98HAにATAタイプのメモリカードが使用できたら、今時の大容量のフラッシュメモリタイプのカードが使用できるのでしょうけど・・・
 98HAはフラッシュメモリなど存在しない時代の設計(JEIDA4.0(PCMCIA 1.0)規格)なので残念ながら無理。


●2008.12.18
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