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▼GPSロガー>GT-730F(L)>トンネル通過時の生NMEAログ解析

トンネル通過中や通過後に変なところに飛ぶ事がよくあるGT-730F(L)ですが、以前取ったトンネル通過時のg-mouse出力ログを調べてみました。

その結果、こんな挙動が見えてきました。

・トンネルに入り受信衛星数が0になった後3点ほどデータが出力されるようです。
 ただしGPGGAの「Position Fix Indicator」項は、RGM-3800のように、"6"(「Dead Reckoning Mode」・・・推測航法モード・・・)が出力される事もなく"1"(通常のFIX状態)のまま。
 この3点の位置データは、0になる直前のデータの変化をそのまま直線的に予測したようなデータが出力されているようです。

・トンネル内にもかかわらず、受信衛星数が3以上になっている事があります。
 ノイズになんかで勝手に出力している感じが・・・(こういう時に変な所に飛んでしまうのでしょうね。受信衛星数が0に戻るとそのまま予測出力が3点続いてます。)
 感度ばかり上げたが「トンネル内」(受信不可)の判定がうまく行っていない感じがします。

・RGM-3800の同時刻のログをつき合わせてみる(RGM-3800側はトンネル突入時の「Dead Reckoning Mode」となっているはずの5点のログを差し引いて考え)と・・・
 GT-730Fはトンネルに入り受信衛星数が0になったにもかかわらず(先に判明した3点分の予測ログを除いても)余計なログを吐き続け、トンネルを出た時には再補足が遅れるようです。
 再補足の遅れは、RGM-3800と数秒程度の時もあれば20秒近く遅れる時もあります。どうも短いトンネルを次々と通過するような時に遅れが増えるような・・・

・さらにGT-730F(L)の「ログ」出力を同時刻で比較してみると・・・
 g-mouse出力よりさらに1〜2秒遅れての記録が・・・(なお位置の比較はまだ。)


●2009.09.15
●cwk
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