jr7cwk;lavo

▼GPSロガー>GT-730F(L)>WAAS ONしてみました

SkyTraq 0.4.473を使用してWAAS(SBAS)をON(Enable)にしてみました。

すると、50番(PRN137のMTSAT2)が現われました。
WAAS(SBAS)をOFF(Disable)にすると消えます。

ただし、ON(Enable)にしてもGPGGAやGPRMCセンテンスを見るとDGPSモードにはなっていないようです。
その代わり・・・普通のGPS衛星のように捉えているようで、普通に認識してます。
でも衛星位置が変です。

TripMate850では同衛星は172度-45度で見えているのに、GT-730F(L)では197度-47度と、いう具合。

これでは測位が狂ってしまいそう。

※図は「VisualGPS」での表示になっていますが、SkyTraqでは位置の変動を確認出来ないので「VisualGPS」を使用しています。
(SkyTraqでWAAS ONに切換えてからSkyTraqを切断し、「VisualGPS」を「接続」)

<10/29追加>
実際にSkyTraq 0.4.473でWAAS ON/OFFを切替えてScatterグラフに表示される位置の変化を見てみましたが、切替えたからと言って変わる様子はないようです。
いずれにしてもDGPSモードになったNMEAは出力されないので、SBASの効果は出ていないのかも。(これも要調査だな。)

もうひとつ。
SkyTraq 0.4.473で表示されるSNRグラフ。
前にも書きましたが、一般的なNMEAモニタソフトと違って、
NMEA出力の順序にかかわらず衛星のPRNに従って固定位置になっています。
グラフは1から56までありますが、1から32までが通常のGPS衛星分。
今回の実験でわかったように33以降はどうもSBAS衛星分のようです。

ただし実際のPRN番号からはシフトされ、33から56がPRN120からPRN143に対応するものと思われます。
(要はMTKチップのレシーバと同じ見え方)
42番でPRN129が見えそうですが、なぜか拾わないみたい。

<追加おわり>

<11/2追加>
10/29追加分に、
>ただし実際のPRN番号からはシフトされ、33から56がPRN120からPRN143に対応するものと思われます。
と書きましたが、
「Application Note AN0014
NMEA Messages Of SkyTraq Venus 6 GPS Receiver」
という資料に答えがありました。
GPGSVの「Satellite ID」の説明として、
>Satellite ID number, GPS: 01 ~ 32, SBAS: 33 ~ 64 (33 = PRN120)
と。
<追加おわり>

<11/3追加>
10/29の追加分で、
>42番でPRN129が見えそうですが、なぜか拾わないみたい。
と書きましたが、昨晩確認したら42番を拾う事もありました。
が、50番と同時に拾う事はなくどちらか一方で、どっちを拾うかは受信状態なのかタイミングなのか・・・

<追加おわり>


●画像 ( )
●2010.10.27
●cwk
編集


コメントを書く
記事へ
HOME

copyright/jr7cwk

powered by samidare